Beauty 美容
今週からお届けするのは、「夏のモーニングルーティン」特集。美容家や美肌の持ち主など、“美容マニア”の4名に、夏の朝のスキンケアに欠かせないアイテムを教えていただきます。
まずご登場いただくのは、美容家・コラムニストの吉川千明さん。オーガニックのスキンケアブランドを中心に、肌と心が整うアイテムをご紹介くださいました。
私がいま、いちばん好きな化粧水が、「KOTOSHINA(コトシナ)」の”ローション ホワイト”。KOTOSHINAは、日本・京都発、フランスで製造をしているスキンケアブランドで、すべての商品に有機緑茶の成分を配合。多くの商品に、自然治癒力が高いといわれているフランスのガマルド天然温泉水を使用しています。日本の茶の恵みを、フランスのラボが本気で形にした、グローバルで本質的なオーガニックプロダクトを提案していて、私も注目しているブランドです。
この化粧水は、温泉水の上に茶の実のオイルを浮かべ、植物の力を贅沢に閉じ込めたオイルインローション。振って使うことで、ふたつの恵みが肌の奥へとすっと届きます。さらりとしているのに、たしかなうるおいを与えてくれ、明るい印象へ導いてくれます。暑さ、湿気、紫外線と戦う夏には、この1本が肌を立て直してくれる——そんな頼もしさがあります。正直、これだけでも十分。それほどに、肌が自ら選びたくなる化粧水です。
使用している精油はすべて天然。茶の清々しさをイメージした調香に、ラベンダーやパルマローザが重なり、品と静けさが漂う香り。朝に使うと、一日の始まりに心が整えられ、なんだか瞑想に近いような感覚に。夏こそ、肌を甘やかすのではなく、芯から整えてくれるものを。KOTOSHINAは、そんな“信頼できる選択”です。
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile
吉川 千明
ナチュラルビューティの第一人者として、1990年代から日本におけるオーガニックコスメや植物療法の普及に取り組み、スパや漢方薬局の立ち上げ、業界全体のPRを通じて、美と健康の新しいスタイルを築く。コスメにとどまらず、食、女性医療、漢方、ファッション、インテリア、旅など、多角的な視点から、ヘルシーでナチュラルな女性のライフスタイルを提案。2000年以降は、女性のヘルスケアにも深く関わり、産婦人科医・対馬ルリ子氏との共催による「女性ホルモン塾」は通算180回を超え、1万人以上の女性のカウンセリングを実施。更年期以降の人生を前向きに生きるための知を伝えることをライフワークとしている。2025年、東京から山梨県・八ヶ岳山麓の清里に移住。現在は、森の中で乗馬や山歩きを楽しみながら、自然と調和した暮らしの中で「静かな豊かさ」と、年齢を重ねたからこそ見えてくる新しい生き方を体現し、発信している。
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