週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

そらまめ、旬です。さやが上向きに空に向かってつくので「空豆」、あるいは、さやの中に豆を守るような白い綿があり、繭のようなので「蚕豆」という説もあります。最近、お店では「天豆」「宙豆」などとあって、空想が広がりますね。
あの形を生かしたくなりますが、今回は変化球。食べて、おお!と。
白にも、きりっとした純米酒にも〇
そらまめのブルスケッタ
【材料(作りやすい分量)】
・そら豆 10粒(3さや分くらい)
・バゲットなどお好みのパン 2枚
【調味料ほか】
・塩 ひとつまみ
・バター(有塩) 10g
【レシピ】
1. そら豆は、コップなどの耐熱容器に入れ、ひたひたまで水を入れてふわっとラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱し、そのまま冷ます。
2. 1がさめたら、皮をむいて、粗みじん切りにする。
3. バゲットにバターをぬりつけ、表面をカリッと焼く。上に2をこんもりとのせ、パらりと塩をふる。
※お好みで、パルミジャーノレッジャーノなどをふりかけても。
※ちなみに、写真のパンは、栃木県のキサン製作所さんのカンパーニュ。ときどきお取り寄せしています。小麦の風味がしっかり、ワイルドで美味。
Naoko’s comment
なんと鮮やかな。宇宙に行くのかしら、この豆は。というくらい、壮大なニックネームですね♡そら豆←あえて(笑)、大好き。茹でるかパスタに活用するかしかなかったから、このアイデア嬉しい。食卓がカラフルになりそうです!
Profile

山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
Instagram @yamawakiriko