「世界中にあなたの家を」をコンセプトに展開している「NOT A HOTEL」。みなさんご存知でしたか?
その名が語るとおり、ただのホテルではありません。ひとつの物件を、複数のオーナーが、年間10日単位からシェア購入し、所有するという、新しいスタイルの別荘なのです。 そんなNOT A HOTEL、5つめの拠点で、2023年12月からオーナー以外の一般ゲストもホテルとして利用できるようになった「NOT A HOTEL FUKUOKA」に、私、AMARC編集部の鈴木がご縁をいただいて、宿泊してまいりました。今回は、そのレポートをお届けします!
NOT A HOTELとは……
まずは「NOT A HOTEL」の画期的な仕組みについて、説明させてください。
1. シェア購入で必要な分だけ所有
NOT A HOTELの所有権は、年間10日単位から購入が可能。これは、毎年支払いが必要な利用権ではなく、一度購入すれば、その泊数分を毎年NOT A HOTELで過ごすことができるというもの。NOT A HOTELの調べによると、別荘をお持ちの方の、年間の別荘宿泊数は平均20〜40泊なのだとか。そう考えると、必要な泊数だけ、購入・所有ができるというのは、かなり合理的です。
2. 購入した泊数の使い方は3通り+α!
購入した泊数は
①購入したハウスに宿泊する
②他のNOT A HOTELのハウスに宿泊する
③家族や友人にギフトする
と大きく3通りの使い方があります。注目して欲しいのは②。現在、日本各地でプロジェクトが進行中のNOT A HOTEL。どこか1つのハウスのオーナーになれば、自身が保有する泊数を使って、全国にあるハウスに滞在することができます。それはつまり、日本各地に別荘を持っているのとほぼ同じということ!(購入した物件と利用したい物件のグレードによっては追加の滞在料金が発生します)
さらに! 所有している泊数を使いきれない場合、自動的にホテル利用として売り出され、収益を得ることができるという、+αもついてきます。
3. 維持・管理の手間が一切ない
日々の清掃や建物の維持・管理は、NOT A HOTEL側で対応。光熱費も管理費に含まれているので、滞在時のルームチャージも不要。つまり、ホテルのようにきめ細やかに管理された空間を、購入した泊数分だけ利用できるのです。
4. 「資産」として保有できる
NOT A HOTELは、「所有権」での購入になるため、減価償却や相続が可能な「資産」として保有ができます。一定期間経過後は「売却」も可能なのだそう。
NOT A HOTELが提案するのは、新しい住まいのスタイル。購入した物件は、自宅であり、旅先でもある。旅で得られる新鮮さと、自宅で過ごすくつろぎ、その2つを兼ね備えた豊かな時間を過ごすことができるのです。
NOT A HOTEL FUKUOKAの
魅力をご紹介!
NOT A HOTELのこだわりは、上述のような仕組みの新しさだけでなく、世界的な建築家やクリエイターが手がけるデザイン性とテクノロジーによる快適性を両立させた、ハイエンドな建物にも表れています。私が、一般ゲストとしてホテル利用させてもらったのは、「NOT A HOTEL FUKUOKA」。 宮崎県の青島、栃木県の那須、東京の広尾、浅草に続いて開業した、最新の物件です。
旅と暮らしをボーダーレスに。
人生の余白を楽しむ大人のための
もうひとつの拠点
福岡空港から車で15分、天神まで自転車で10分。NOT A HOTEL FUKUOKAがあるのは、そんな好アクセスな場所、福岡市・薬院。もともと、福岡は空港と都市部の距離が近く、都会でありながら比較的近いところに海や山などの自然もあり、「心地よく暮らす」ための要素が、ちょうどいいバランスで存在しています。そんな福岡に、隠れ家的な「もうひとつの拠点」を持つことができたら、人生の深みや味わいが増しそうですよね。
NOT A HOTEL FUKUOKAのテーマは「blank=余白」。必要なもの、好きなものだけを追い求めるのではなく、少しの余白を持たせることで、出会いや気づきが生まれ、人生に新しい風が吹く、そんな想いが込められているのだそう。
個性溢れる8つのハウス
NOT A HOTEL FUKUOKAには、8つのハウスがあり、すべて100㎡以上のゆとりある空間。さらに、そのすべてに異なる個性があります。設計は、福岡を拠点とする「axonometric」と「NKS2 architects」、内装デザインをデザイナー集団「A.N.D.」を率いる小坂竜氏が担当されたのだそう。
私が宿泊したのは、3FにあるATELIER。広々とした空間の中に、洗練された家具や家電が配置されていて、心身ともに落ち着き、癒されながらも、インスピレーションが湧いてくる、まさにアトリエと呼ぶのにふさわしい場所でした。夜は、バルコニーに設置されたデスクで、ぼんやりと外を眺めながら音楽を聞いたり、読書を楽しんだりさせていただきました♡
テクノロジーを駆使した、
快適な滞在体験
予約はもちろん、チェックイン・チェックアウト手続きも、スマホひとつで完結するのが、NOT A HOTELの特徴のひとつ。鍵もデジタルキーになっていて、ドアをスマホで開閉するので、出かけるときはスマホをお忘れなく! また、予約の変更や食事の希望も、チャットでAIコンシェルジュにリクエストでき、とってもスムーズ。家の中も「スマートホーム」でコントロールされているので、室内の照明や空調など、家電のコントロールは、部屋の中に設置されているタブレットで操作を。 NOT A HOTEL、すべての拠点で同じ操作性を実現しているので、初めて訪れる場所でも戸惑わずに過ごせるのも◎。
ラウンジ / ビストロ / バーとして
活用できる「blank」も併設
NOT A HOTEL FUKUOKAの全8室には、キッチンが完備されているのですが、1階には、ラウンジ・ビストロ・バーの機能を備えたスペース「blank」も併設されています。ここは、オーナーと宿泊者のみが利用できるスペース。暮らすように自室で料理を楽しむことも、厳選されたワインや季節感のある上質なビストロ料理を楽しむこともできるのです。「blank」の料理は、部屋へのデリバリーも可能なので、わたしはルームサービスをお願いしました。これが、お世辞抜きで、とってもとっても美味しかった……!
いかがでしたか? 人生の余白を作り、楽しむための場所、「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘とホテルの”いいとこ取り”をしたような、こんなにも素敵なハウスを所有することができたなら……。人生がより豊かになること間違いナシ! NOT A HOTEL FUKUOKAは、8つのハウスのうち、6つは完売していますが、残り2つは購入可能。そして8つのハウスとも、オーナーが利用しない日は、一般ゲストとしてホテル利用も可能です。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
NOT A HOTEL FUKUOKA
住所:
福岡県福岡市中央区大宮2丁目3-34
福岡空港から車で15分。西鉄薬院駅および市営地下鉄薬院駅より徒歩10分、西鉄平尾駅より徒歩6分
オフィシャルホームページ:
こちらから
ホテル予約:
こちらから
※NOT A HOTELオーナー以外の一般ゲストも、全室1泊から宿泊可能。
Cooperation / NOT A HOTEL
Text / Ayako Suzuki(AMARC)
【information】
史上最大規模!
NOT A HOTEL ISHIGAKI
「EARTH」の販売が開始
2023年12月8日(金)から、NOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」の販売がスタートしました。沖縄県石垣島の海沿いに広がる約3,000 坪の広大な敷地の中に、たった一棟の円形ヴィラ。海を一望するリビングダイニングやプールの他、最大10人の宿泊が可能な4つの独立したベッドルームを完備。庭には、子どもたちが気ままに遊べるキッズプールや焚き火ができるファイアプレイス、1Fには天窓から光が差し込むサウナもあるのだとか。こちらを手がけるのは、世界的な建築家・藤本壮介氏。1棟約42億円(税込)、総面積(屋内面積+テラス+プール含む)約1,500㎡といったNOT A HOTEL史上最大規模のプロジェクトです。
詳しくはこちらから↓
NOT A HOTEL公式オンラインストア:https://notahotel.com/shop/ishigaki/earth