Beauty 美容日めくりカレンダー
美容賢者からファッショニスタまで、忖度なしの三者三様の“ベスコス”をご紹介いただく本企画。それぞれ、スキンケアアイテムとメイクアップアイテムから、今年出会った最高の1つをピックアップしていただきます。
4人目は、スタイリストの望月律子さん。ピックアップいただいたのは、いずれも新感覚のアイテム。思わず使ってみたい! と編集部も興味津々です。

こけし顔に丸い鼻の私。顔にメリハリをつけたいけれど、そんなメイクのテクニックなどはなく。だって、シェーディングって難しくないですか? 塗りすぎてしまったり、近くで見ると違和感があったり……。これは個性だと受け止めていました。
そんな私を救ってくれたのが、「KANEBO(カネボウ)」の”シャドウオンフェース”。さまざまな媒体のベスコスでノミネート歴もあり、一時は売り切れになっていたこともあるほど。それもそのはず。とにかくテクニックいらずで顔の造形を自然に際立たせてくれる、優れものなんです。
その人気の理由は、“肌になじませる”ためのふたつのこだわり。まずひとつめが、”浮かない影色”をつくるためのカラー。ファンデーションの構成顔料の中でも白を使わないことで、“隠す”のではなく、ほのかな透け感のある「透け影」をつくってくれます。そのスティックの色から「蟹みそスティック」といわれていて、こう聞くと、色をイメージしやすいですよね。ふたつめが、その質感。影の存在感を潜めるよう、ソフトマットな仕上がりになっています。
私は眉頭から鼻筋にかけて使うことが多いのですが、フェイスラインや髪の生え際にも使えます。影に見せたい部分に直接のせ、指でぼかすだけ。ファンデーションをつけていない状態でも使えるので、ノーメイクの日にも活躍してくれます。
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile

望月 律子
小学館「Precious」、講談社 WEB マガジン「mi-mollet」などを中心に活動中。ベーシックでいながら洗練されたスタイルが人気。トークイベントやスタイリングイベント、ブランドとのコラボアイテムの開発等、活躍の場を広げ続けている。2021年10 月より、大人の女性が自分らしく輝けるスタイリングのご提案をする完全予約制、ファッションレンタルサロン『Allons-y』をスタート。著書『望月律子のBASIC THEORY』(ワニブックス)。