Blog大草直子の毎日AMARC
なかなかに強い言葉ですが、ココ シャネルが言ったとされる言葉です。
香りは、アイデンティティやキャラクターの輪郭をクリアにするアイテムであり、香りを選び、楽しむ→自分が確立する
みたいな意味なのかなあ、と私なりに。
17歳で、留学先のホストマザーからラルフローレンの香水をプレゼントしてもらってから、香りをつけずに外出することは、ほとんどありません。
好きな人や、仕事のステージ。夢中になっていること。そのときどきで、愛用する香りは違うけれど、フエギア 1833に出会ってから、ずいぶんと香り選びが安定しました。
先日、ミラノに行った際も。取材も兼ねて、ドゥオモ近くのお店に。オーナー兼調香師のジュリアンもミラノにいたタイミングだったので、クイックキャッチアップ。今までメディアに出たこともない、ラボにまで連れて行ってくれました。
脳の奥深くに働きかけ、ランジェリーよりジュエリーより。その人の近くに存在する香り。自分の輪郭がボヤけてきたなあ。したいファッションがわからなくなった、なんてときは、香りを選びなおすのも良いかもしれません。
私が愛用しているのは、ハカランダ。ウッドベースで、かなりマスキュリンな香り。その中に、少しウェットな暗さがあり。私自身にも通じるものがあるし、さらに、好きな男性のタイプとドンピシャ(笑)。
六本木のグランドハイアット内にあるショップで、スタッフの方々に相談しながら選んでいます。