1度目の結婚は、日本人と。2度目は、中米ベネズエラ出身の、今の夫と。
国際結婚だから、という良いことも悪いことも、実はあまり感じません。例えば、一見良い面だと感じられる、愛情表現が豊かなところとか、結婚16年経っても、女性として扱ってくれる、などは。彼が外国人だから、が理由とは違う気がします。きっと、夫の性格や、大事にしている部分によるものだからです。そして、外国人でも、そうでない人もいれば、日本人でも、愛情表現がスムースな人もいる。
そして、国際結婚ならではの、分かち合えないことや、わからないことは。
我が家の場合は、自分たちが過ごした、幼い頃の環境からくる、教育方針の違い、なんかはそうかもしれません。夫婦喧嘩をするのも、だいたいこのトピック。ただし、考えがそもそも違うのは当たり前だし、母国語は違うけれど、同じ日本語を話していても分かり合えない人だっている。
そう。そんなに、特別なことではないんですよ。国際結婚だから、と言うと許せたり、許せなかったり、があるような気がするけれど、そもそも人間なんだし。
お互いを理解するよう努力する。自分の意見を言う、思っていることを伝えることに、手を抜かない。違いを認め、リスペクトする。
は、人間関係のベースだと思っています。
もしかしたら、自分の考えをはっきり言うことや、男女の役割にとらわれない、などは彼から学んだことかな。違いからくる衝突は、国際結婚のせいにせずに(笑)、前向きな学び合いは国際結婚のおかげにしとこうかな、と思っています。