週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

暖冬?とはいえ、寒さが一番きついころ。最強に温まる汁物、酒粕でつくるかす汁です。
鮭の臭みをとる湯引きだけは、面倒でもはしょらずに、やってください。出来上がりにぐっと差がつきます。
新酒が出まわる今ごろから2月ごろは、酒粕も新物でおいしい♡ 料理に使って残ったら、布に包んでお風呂に入れる贅沢もおすすめです。
じゃがいもと鮭のかす汁
【材料(4人分 )】
・酒粕 150g(たっぷり)
・じゃがいも 2個
・鮭(甘塩) 2切れ
【調味料ほか】
・味噌(好みのもの)大さじ3
・水 800cc
【レシピ】
1. 鮭をそれぞれ2等分し、ボウル(またはバット)に入れる。熱湯をそそぎ、泳がせるようにしてから引きあげて水気をふきとる。(皮の食感が嫌いな方はここでとってください)
2.鍋に水と、皮をむいて一口大に切ったジャガイモを入れて、中火にかける。沸いたら、1と酒粕を加えて、ジャガイモに火が通るまで加熱する。
3. 2に味噌をときいれ、味を調える。
※ 酒粕が固い場合は、30秒ほどレンジにかけてください。みそこしで溶きながら入れます。
※ お使いの味噌によって、味を見て加減してください。
Naoko’s comment
父が大好物の酒粕! 作り方、難しいのかなあと思っていましたが、こんなに手軽に(笑)。身体も暖まるし、今度夜食に作ってみよう♡
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅!で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食?! そのおススメが1冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)おいしいだけじゃない台湾、とくに台北の魅力がたっぷりです。
Instagram @yamawakiriko