週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
鍋に入れておくだけでできる、シンプルで意外とさっぱりした煮込みです。もう煮込みのベストシーズンではないのですが、火にかけるだけで、かまってあげなくていい料理はありがたいもの。今こそ、煮込みですよね。
あえて玉ねぎと肉だけにして、旬のクレソンを生でたっぷりそえ、ブランチにもイケる煮込みにします。
牛すね肉と新玉ねぎの煮込み、クレソン添え
【材料（4人分）】
・牛すね肉 500g
・新玉ねぎ 2個（小さい場合は、3個、600gくらい）
・クレソン 2束 （出来上がりに添える、香菜などでも）
【調味料ほか】
・白ワイン カップ１/2
・自然塩 小さじ１
※できれば、ストウブやルクルーゼ、または蓋がぴたっと閉まる鍋を使ってください。
【レシピ】
１．牛すね肉は熱湯をかけてさっと湯引きする（血を流します）。新玉ねぎは、くし形の薄切りにする。
２．鍋底に塩をふりいれ、玉ねぎ、肉、玉ねぎの順に入れ、白ワインを入れて蓋をし、中火にかける。10分ほどして沸いてきたら、弱火にし、40分（スマホのタイマーをセットして）煮込む。
３．ふたをあけて、ざっくり混ぜ、再び、40分煮込む。皿に盛り、クレソンを添える。 食べる時に、好みで塩、こしょうをふる。
※３で、再び加熱する前に２、３時間、いったん冷ます時間があったらなおよし！です。
※玉ねぎ、煮汁ごと、冷凍も可能です。展開しやすいのでつくりおきにも。
※これにトマトやカレー粉をいれたら贅沢なカレーに。
Naoko’s comment
美味しそー♡ 昼はバゲットとスプリッツァーで頂き、トマト味、クリームソース、カレーに味変して赤ワインとディナー、も良いですね。恥ずかしながら、牛スネ肉を買ったことがなかった（泣）。次の休み、作ろうっと。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。3月と4月は毎週土曜日の「キューピー3分クッキング」を担当・出演中です。また、すきあらば旅！で、通いつめる台湾への愛が高じて１冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ）おいしい！はもちろん、台湾の歴史やおすすめの本などもあり。あたらしいガイド本です。
Instagram @yamawakiriko
