週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

真夏の暑い日こそ、熱々のスープを、と中国料理の先生から教えられました。なにかと消耗する夏こそ、身体を冷やさずいたわる。といっても、こう暑いと、ねえ?そこで、つるっとイケるもずくたっぷりの、酸っぱくて辛いスープでどうでしょう。
カロリーはほぼゼロだし、植物繊維もいっしょにしっかりとれるし、いいことばかり。汗かいて、代謝上げて、猛暑を元気に乗り越えたいな。
もずくとトマトの酸辣湯
【材料( 2人分(少し多めにできます ))】
・もずく 100g(味がついていないもの)
・トマト 2個
・鶏ささみ 3本
【調味料ほか】
*水 400ml
*酒 大さじ3
*塩 小さじ1/2
*醤油 小さじ1
*らー油 小さじ2(辛さはお好みで)
*酢 小さじ2
片栗粉 小さじ2
【レシピ】
1.もずくは水でさっと洗ってざるにあげ、水けを切る。トマトはヘタを取って2センチ角にざく切りする。鶏ささみは斜め薄切りにし、片栗粉をうすくまぶす。
2.鍋に、オイルをひき(分量外、適量)、トマトを入れて中火で炒める。ふつふつして、トマトがぐちゃっとしてきたら、*ともずくを入れる。
3. 2が再び沸いてきたら、片栗粉をまぶしたささ身を入れる。再び沸いて、ささみに火が入ればできあがり。(味を見て、足りない場合は塩で調整してください)
Naoko’s comment
わーわーわー! もずく、トマト、とろみ(笑)→並列。三大大好きが入ってるー。これは、ラー油を調整すれば、辛いもの苦手な子供たちも、ごま油アレルギーの夫もいけそう。連休も仕事なので、モティベート ミーするために、作ります!
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月には新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko