Blog大草直子の毎日AMARC

【身体リセット3×3レシピ】鮭のよそいきグリル by 山脇りこ

週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。


今回から3回シリーズで、家族で迎えるクリスマスや忘年会のメインに使えるひと皿をご紹介します。

STAYHOMEでちょっとだけよそ行きに見える&世代を問わず好まれそうな料理を、もちろん3つの材料、3ステップで。

まずは、生鮭を使った、ちょっとよそ行きに見えるけど、味はおなじみのグリル。鮭は皮と身の間の脂が主な臭みの原因。それをとるための下処理だけ、忘れずに。

鮭のよそいきグリル

【材料(4人分)】
・生鮭切り身 4枚分
・パセリ 2束(茎も含めてみじん切りにします)

【調味料ほか】
・塩 小さじ1/2
*マヨネーズ 大さじ2
*ヨーグルト 大さじ1
*味噌 大さじ2
・植物油 小さじ2


【レシピ】

1.鮭はバットなどに並べて、全体に塩をふり5分ほどおいてから(少し汗をかきます)、70℃くらいの湯をかけて、両面返してから、湯をしっかり切り、キッチンペーパーで水気をふき取る。
※70℃はホットコーヒーの温度。
※バットは、買ってきた鮭が入っていたバットを、湯で洗ってから使ってもOK。

2.アルミホイルに植物油をぬり、皮目を下に鮭をおく(4切れの切り身の場合は、くっつけて並べる)。グリル(魚焼きグリルか、オーブントースターでもよい)にのせて、9割方火が入るまで、7分ほど焼く。


3.*をよく混ぜ合わせる。2の上にぬり、さらに2分ほどこんがり焼く。みじん切りにしたパセリを全体にたっぷりちらす。

※たれをぬると、焦げやすくなるので、様子をみながら表面が少しこんがりとするくらいまで焼きます。
※このたれは、サバやほたてにも合います。


Naoko’s comment

鮭は子供たちもみんな好きだから、ぜひやってみますー。毎年決まった近所のトラットリアに、三家族くらい集まるクリスマス。今年は家かなあ、なんて話していたところ。スペシャルな日にも、ぴったりのメニューですね!

Profile

山脇りこ 

料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この10月には新刊『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)を刊行。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)や、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)、と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko