週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
大粒の牡蠣がおいしくって、リーズナブルにもなる1月。
メインになる贅沢な牡蠣の春巻き、どうでしょう。フライパンで1cmの油でできます。
牡蠣は、海のミルクと言われる通り、ビタミンB群、亜鉛・鉄などのミネラル、疲労回復やスタミナ維持に効果的なタウリンやグリコーゲンも含まれています。
私は家庭では火を入れて食べたいなと思っていて、でも、炒めるとぐっと小さくなってしまうし……ってことで、メインになる春巻き、カキフライよりラクチンです。スライスチーズもいい仕事しますので、ぜひ。
牡蠣の春巻き
【材料（4人分（8本分）】
・牡蠣（大粒）8個
・スライスチーズ 4枚
・春巻きの皮 8枚
【調味料ほか】
・片栗粉 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・揚げ油 フライパンに1cm分
【レシピ】
１． 牡蠣は洗って、水けを切り、片栗粉を全体にまぶして、再び洗う（汚れと臭みがとれる）塩をそっともみこみ、5,6分おく。
２． スライスチーズを半分に切り、春巻の皮の上におく。牡蠣の水気をキッチンペーパーなどでしっかりふきとり、チーズの上において、皮の両側を折りこみ巻く（写真包み方２）。巻き終わりに水をつけて止める。
- 春巻きの皮の上に、スライスチーズを置き、その上に牡蠣を置く
- 皮の両側を折りこんでから巻く
３． フライパンに油を入れて、160度に熱して、２を揚げる。両面こんがりきつね色に。
Naoko’s comment
牡蠣ー！！ 揚げるー！！安心、美味しい♡しかも、ビールもワインもすすむ。我が家は子供たちは牡蠣を食べないのですが、油１センチなら、大人用に作っても良いかも。りこさん、早く本できないかな。毎日りこさんのメニューが良い（笑）！
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この10月には新刊『台湾スープ ～ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』（誠文堂新光社）を刊行。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ）や、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」（主婦の友社）、と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko
