Blog大草直子の毎日AMARC
週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
春が近づいてきました……まだまだ寒いけど、スーパーマーケットに並ぶ食材には春が来ています。菜の花、スナップエンドウ、新じゃがいももでてきます。
これからの季節、売り場をよーく見ていると、こういった旬の野菜の産地が、少しずつ日本列島を北上していくのがわかります。季節はどんどん春へ。不思議とそれだけで、わくわくします。
これから旬を迎える、ほんのり苦みのある菜の花と新じゃがをつかって、スペインのオムレツ、トルティージャを。
【材料(22cmほどのフライパン1枚人分】
・卵 4個
・菜の花 1把
・新じゃがいも 1個(200g(普通のじゃがいもでもOK。その場合、2個くらい))
【調味料ほか】
・酒 大さじ1
・マヨネーズ 大さじ1
・塩 ふたつまみ
・植物油 大さじ1
【レシピ】
1.じゃがいもは、菜箸(竹串ではなく)が刺さるくらいまでやわらかくゆでる。ボウルに入れ、熱いうちにつぶして、塩、酒を加えてなめらかにする。そのまま冷ます。
2.菜の花は下1センチほどを切り落とす。じゃがいもをゆでた湯で菜の花をゆでる。卵をボウルに割り入れて溶き、マヨネーズと1を入れて混ぜる。
3.フライパンに植物油をひき、中火にかけ、卵液がじゅっと固まるくらいまで熱する。卵液を流し込み、ゆでた菜の花を並べる(写真参照)。縁がじゅじゅっと焼けてきたら火を再弱火にして蓋をしてじっくり、卵がふくらんでくるまで、10分ほど焼く。返してさらに3、4分焼く
Naoko’s comment
トルティージャ、大好き! 夫がよく作ってくれます。菜の花のほろ苦さが、アクセントになりそうですね♡ 具をいろいろアレンジできるなあ、実家の両親が遊びに来たときのメニューにしても、など、いろいろ妄想してしまいました!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この10月には新刊『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)を刊行。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)や、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)、と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko