週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
「毎日食べたいかんたん3×3レシピ」の発売を記念してインスタライブをやらせていただいた時、芽キャベツを“宇宙で2番目に好き”、とご紹介したのですが、今回はいちばん好きなスナップエンドウです(笑)。
ゆでて、蒸して、炒めて、ほぼ週3は食べている春から初夏の最愛野菜。今年は桜もつつじもハナミズキも早く咲いて、まるで初夏のような日々なので、冷たい水餃子にたっぷり入れてみました。ひんやりちゅるっと、中はシャキシャキ、そして甘い! 豆とさや、ひとくちで2度美味しい、たぶん、初体験の水餃子です。
スナップエンドウのひんやり水餃子
【材料(20個分)】
・スナップエンドウ 15個
・鶏ひき肉(好みですが、むねがおすすめ)100g
・餃子の皮 20枚
【調味料ほか】
・味噌 大さじ1
・胡椒 少々(好みで、2つまみほど)
・水 1リットル
・塩 小さじ2
【レシピ】
1. スナップエンドウは筋をとり、4,5等分に切る。(中から豆がでてきたらそれも必ず使う。)ボウルに入れ、鶏ひき肉、味噌、胡椒を加えてざっくりまぜる。(こねなくてよい)
2. ぎょうざの皮に1をのせ(写真参照)、縁に水をつけて、二つにたたんで包む。縁をぴたっとくっつけるのが大事!(スナップエンドウが生なので、たくさん入れすぎると皮が破けます。気をつけて。)
3. 鍋に水を入れてグラグラに沸かし、塩を入れて、2をゆでる。鍋の上に浮き上がってきたら、1,2分でOK。ボウルに冷たい水と氷をいれておき、その中に引き上げる。
※味はついているのでそのままで。酢をかけたりレモンを絞っても。写真はミントの葉をちらしています。
※みなさま、#33レシピ で、つくれぽお待ちしております!
Naoko’s comment
りこさん、私本当にびっくりしています。好きな野菜、2位まで一緒。3位は白菜かな(笑)! 水餃子に! 飛んだ豆も入れて、作ってみよう。タレを工夫して、飽きずに頂けそう♡
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko