Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2022.01.14

糖質0、カロリー低! 鹿児島の本格焼酎を取材♡

鹿児島には、焼酎の蔵が112もあると言います。芋はもちろん、黒糖、そして麦の蔵も。今まで焼酎は、麦一択だった私も、昨年末の鹿児島の旅で、芋や黒糖のおいしさにも目覚めました。「お酒強いですか」と聞かれると「人並みです」と答えるようにしていますが、ビール、シャンパーニュ、ワイン、テキーラ、ウィスキー、アブサン、焼酎――日本酒以外は、ほぼデビューを果たしているので、まあ、平均以上は飲めるかもね(笑)。

そう、今回は焼酎! しかも、芋と黒糖♡の旅。

1回目は芋焼酎ね。2つの蔵を廻りました。

まずは新平酒造(しんひらしゅぞう)。桜島フェリーに乗り(車ごと)桜島へ。活火山の底知れぬエネルギーを感じながら、新平酒造までドライブ。私は運転しません、免許失効中なの(泣)。海岸線を走ると、さまざまな角度から桜島を見上げることができ、ああ、ここは溶岩流が流れたところね~などと、悠久の地球の歴史を「確認する」ことができます。あ、そうそう、なんかハワイ島みたいだった! この景色。曽於郡にある新平酒造は117年の歴史をもつ酒造メーカー。芋焼酎を作るレンガ作りの蔵を擁し、ファッション誌の撮影や舞踏会(笑)もできそうで、もういるだけでワクワクします♡ 現社長の新平翼さんに「イベントやりたいですね」とお願いしてみましたよ(笑)。

メインブランドは「金計佐(きんげさ)」。このなんとも縁起の良いネーミングは、初代の方の名前だそう。鹿児島県大隈産のさつまいもを使用し、昔ながらのかめ壺でじっくりと仕込まれ、さらに、蒸留方法も昔ながらの手法。「本格焼酎」とは、これほど味わい深く、滋味が感じられ、うま味があるのか! と驚きました。芋の独特の香りはありますが、すっきりと清潔で、好みはあるとは思いますが、私はロックで頂くのが好きです♡

次に訪れたのは(こんな素敵な仕事あるかな。蔵巡り→試飲→レポート)、垂水市にある八千代伝酒造。こちらはなんと! 農業法人でもあるの。それはどういう意味かと言うと、わずか数人の「焼酎の作り手」が、原料のさつまいも作りも同時に手掛けているのです。畑も見せて頂きましたが、社長の四代目八木健太郎さん、いも作りを独学で始められたそう。自分たちで作り収穫し、保存し、そして焼酎へ――アパレルで言うと、1本の糸が最後1枚のニットになる――までを一貫して行う、珍しい酒造です。素敵なエチケットは、社長の奥様が手掛けられたそうで、なんだか、小さなワイナリーのようなフレンドリーさがあります。

実際貴腐ワインのような「つるし八千代伝」など、ユニークな種類もあり、フランスのソムリエが、見学に訪れたこともあるそう。夢があります。私は「Crio」をインスタライブのときなどは水割りで頂いています。すっきり、少し甘味もあるのでお気に入り♡

実際、蔵巡りのメモはこの10倍。焼酎は地域に根差し、そこに住む人たちの生活に密着し、きっと嬉しいときや悲しいときもそばにあったんだろうな――と思うと、あまりに愛がこもってしまう。糖質ゼロ、カロリー低、プライス低、そして割り方自由(お湯、水、ソーダ、午後の紅茶、ロック)♡ ということは、どんな人にも優しいし、しかもどんなシーン、時間帯、食事にも合う! 特に焼酎愛が強かったわけではありませんが、完全に熱量アップ。この原稿を書いている間も、HPを調べる度にぽちっとしてしまいました。

ぜひ、本格焼酎デビューをご一緒に。

次回は、奄美大島の黒糖焼酎ですよん!

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