週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
散歩ではたわわに実る金柑を見かけたりしますが、店先に並ぶのはそろそろおしまいです。リーズナブルになっているので、ちゃちゃっとコンポートにしてみませんか？コンポートはジャムやコンフェチュールと違って、果実がそのまま残っている感じに仕上げます。
鍋でもできますが、様子を見ていなくても大丈夫なレンジでさくっと。そのままでもおいしいですし、ヨーグルトやアイスにのせたり、トーストにＯＮするのもおすすめです。
砂糖が少なめなので、冷蔵庫で保存して、１週間ほどで食べきってください。
金柑のコンポート
【材料（作りやすい分量）】
・金柑 10個
＊ラム酒 100ml
※バーボンやジンなどお好みの蒸留酒で。
【調味料ほか】
＊砂糖（キビ砂糖や黒糖がおすすめ） 大さじ1
＊レモン汁 小さじ2
【レシピ】
１．金柑はヘタをとり、耐熱ボウルに入れ、ひたひたまで水を入れて、両サイドをあけてラップをして、600wで3分加熱する。水気を切る。
２．１の粗熱が取れたら、ざるにあげ、水気を切ってから、半分に切り、種を取り出す（食べやすくするためなので、ここはお好みで）。ボウルに戻し入れる。
３．２に＊を加えてざっくりまぜ、再びふわっとラップをして６分加熱する。そのまま冷ます。
Naoko’s comment
わたし、実は金柑好きなんです。バナナのように、１年中店先に並んでいないのも、むしろ良い。季節を感じさせてくれるし、オンタイムで食べよう、と、なんかスピード感も感じられる！ よし、ヨーグルト用に作ろうかな♡
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ～ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』（誠文堂新光社）や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ）、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」（主婦の友社）と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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