週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
大方の予想によると、今週あたり、関東地方では桜が満開になる?となれば、お花見ですね。
お花見と言えば、辛口のロゼ。(私だけか……いやきっと大草さんも!?)
満開の桜の下でアペロ、なんていうときにピッタリの1皿をご紹介します。ロゼにも、白にも、すっきりした日本酒にも合います。 春人参もでてきました、1本たっぷり使って、できたら仕上げにミントをちらしてみて下さい。それだけでシャレてますし、アンチョビとよく合います。冷めてもおいしいですよ~。
人参のアンチョビ炒め
【材料( 作りやすい分量)】
・アンチョビ 10切(缶詰や瓶詰で。小さな缶なら1缶)
・にんじん 1本
・ミントの葉 適宜(あれば)
【調味料ほか】
・植物油 小さじ1
・酒 小さじ1
【レシピ】
1. にんじんは、縦に半分に切って、半月型に薄切りする。
2. フライパンに植物油を引き、1を入れて中火で炒める。5分ほどしんなりするまで炒めたら、少し片側に寄せて、空いたところに、アンチョビをオイルを切らずに入れて、酒を加え、身を崩しながら炒める。
3.アンチョビがほぐれたら、にんじんと合わせて炒める。 皿にもり、刻んだミントの葉をトッピングする。
※缶に入っているオイルをすべて入れるのではなく、アンチョビのオイルをあまり切らずにそのまま入れます。
Naoko’s comment
人参とアンチョビ。なんて、ビールにパーフェクトな組み合わせ♡しかも、家族全員好きな野菜が人参! すぐに作ってみる。人参て少しだけ余ったりするから、救済策としても良いかも(笑)。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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