Blog 大草直子の毎日AMARC
あ、メンズの彼ではありません。カレです。
不定期ですが、春に買い足している、エルメスのカレジェアン。最後に購入したのは、2020年。その前は2005年。いずれも、春の初め。2月とか3月。冬服には飽きたけれど(夏の服には飽きないのが不思議(笑))、まだ全身春物は難しい――そんなタイミングなのかしら。もしくは、春分の日を迎え、自分の中で「新しい年」が始まるからかな。
理由はわかりませんが、「不定期の春」が今年やってきました♡ ブレスレットの修理で訪れたブティックで、そうだ! と見せて頂いた、シルクカシミヤのカレジェアン。140×140cmの大判で、スカーフというより、ストールに近い感覚。エルメスのカレ独特の、1枚の中の物語、メッセージは、まるでアートのようです。最初に買った1枚は、そのうちに藍染めしても良いかなあ、と思っていますが、オリジナルのカラリングが少しずつ移り変わるのも美しくて、思い切れずにいます。
今回のカレジェアンは、実はメンズ。他にもいろいろ見せて頂いたのですが、私には少し華やかすぎて。スタッフの方にそう伝えると持ってきてくださったのが、この1枚。グレー、ネイビー、トープ、そして手縫いの縁かがりが施されたエッジはオレンジのトリミング。な、なんて「ツボ」なんだ! と即決。メンズなの。カタカナで「エルメス」とネオンサインが描かれているのもチャーミング♡♡ トレンチコート、レザーのライダース、Gジャンに合わせようと思います。真夏はカーディガン代わりにするので、1年中使うカレ。愛情深く、大事に使おうっと!