Blog大草直子の毎日AMARC
週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
トマトのうま味は、昆布やチーズのうま味成分と同じグルタミン酸です。春から初夏にかけてそのトマトが美味しい季節。トマトのうま味を活かして、出汁いらずの上品な含め煮をご紹介します。
煮汁にそのままつけて冷ましながら味をしっかり含ませます。とっても簡単なのに、それぞれの食材が生きていて、見た目からも健やかになるような1品かと思います。
【材料( 2人分)】
・厚揚げ 1枚(200g)
・菜の花 1/4束 (50gほど)
・ミニトマト 4個
【調味料ほか】
*酒 大さじ1
*みりん 大さじ1
*塩 小さじ1/2
*水 50cc
【レシピ】
1.厚揚げは4等分し、鍋に入れ下茹でする。かぶるまで水(分量外)を入れて沸いたら1,2分煮てから湯をしっかり切る。
2.トマトはヘタを取り半分に切る。菜の花は2,3センチに切る。
3.1とトマトを鍋に入れて*を加えて、クッキングシートを落し蓋にしてかぶせ、中火で煮る。ふつふつと沸いてきたら火を弱めて、4,5分煮る。菜の花を加えて再び沸いたら、火を止めてそのまま冷ます。
※3つの具は混ざらないほうが良い。写真のように菜の花は上に置くだけでよい具合に火が入る。
※菜の花は、絹さややスナップエンドウでも。
Naoko’s comment
なんて、幸せのレシピ。ふっくらと福々しい厚揚げと、少し斜に構えた若々しい菜の花。目にも舌にも麗しい♡ベネズエラ人の夫が大好きな2素材(笑)。ぜひ、作りたい!!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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