週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

7月に入りました。作りおきを作って、麺にアレンジするレシピを3回シリーズでお届けします。
1回目は、もう1皿欲しいときにも便利なビタミンカラーの副菜です。冷蔵庫で1週間保存できます。そのままたべてもよし、麵にのせるほか、サラダのトッピングなどにも。
焼パプリカマリネ、冷うどんと
【材料(作りやすい分量)】
・パプリカ(好みの色のもの) 3個
【調味料ほか】
*酢 大さじ4
*蜂蜜 大さじ1
*醤油 小さじ2
*塩 ふたつまみ
↓麺にアレンジするとき+の材料
・すだち 適宜
・うどん 好みのもの
・めんつゆ 大さじ1
【レシピ】
1. パプリカは半分に切って、断面を下にしてグリルに並べ、表面が焦げるまで焼く。グリルによって時間は違うが、10分が目安です。

2.1を、ボールなどに入れ、上からふたをかぶせて、しばらく蒸らす。(皮が剥きやすくなる) パプリカのヘタを取って皮をむき、容器に漬ける。

3. 保存容器に*を入れてまぜる。2を漬ける。蜂蜜が溶けきっていない場合は、ここで、パプリカにからまるようにまぜながら漬けるとよい。
※ 漬けてから完全に冷める30分後くらいから食べられます。時間がたつにつれて沁みていくので、2,3時間後のほうがよりおいしいです。
※この状態で、冷蔵庫で1週間保存可能。
◆うどんと合わせる。
→ 好みのうどんを表示通りに行で、3を食べやすい大きさに切ってのせ、スライスしたすだちを飾る。めんつゆをかける。
Naoko’s comment
パプリカ、なんか1個が大きくて、いつも使いきれないから参考にします! ほかほかごはんに合わせても良さそう、少し酸っぱくしてワインに合わせても(笑)。いろいろアレンジができますね。
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko