週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

今年も残すところあと数日となりました。前日でも、いや当日でもすぐできる、伊達巻風の卵焼きを紹介します。 山芋がたっぷり入って、一般的な伊達巻のようなふわっとした感じではなく、むちっとした感じの仕上がりです。 フードプロセッサーを使うこともなくかんたんにできます。
そして、今年もありがとうございました。 つくりました〜と言っていただけるのが1番うれしいです。
ちなみに、私は台湾で相方と年越しです~。みなさまも笑顔の年末年始を。来年も3×3レシピよろしくお願いいたします。
伊達巻風、山芋卵焼き
【材料(作りやすい分量(厚めの5切分ほど) )】
・卵 4個
・山芋 120g
【調味料ほか】
*砂糖 大さじ1
*塩 小さじ4分の1
*みりん 小さじ2
*薄口醤油 小さじ2(なければ塩を小さじ1/2に増やしてください)
・植物油 小さじ2
【レシピ】
1. ボウルに卵を割り入れて溶く。山芋の皮をむいてすりおろして加える。*も加えて、全体をよく混ぜる。
2.卵焼き用の角形のフライパンに、植物油を引き、中火にかける。フライパンが熱くなったら、1.を流し込む。最弱火にしてじっくり焼く。表面が7割方焼けたら、ゆっくりと返して1分ほど焼いて仕上げる。(火加減はずっと弱火)
3.2.を熱いうちに巻きすにのせ、のり巻きを巻くように、くるっと巻く。巻き簀のうえから、両端を輪ゴムで止め、そのまま冷ます。完全に冷めてから切る。
Naoko’s comment
まあ! なんてgood idea♡ なるほど、山芋ですね。山芋も好き、卵も好き。最高だ。そして、見栄えも良いから、お客様にもぴったりですね。りこさん、今年もお世話になりました♡ 台湾で、素敵な年末年始を!
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko