Blog大草直子の毎日AMARC
ベルトをしなくなって、何年が経っただろうか(笑)。カジュアルで抜け感があって、緊張感や威圧感をできるだけ排除したコーディネート、という時代の雰囲気で、そうなったのでしょうか。元々好きなアイテムなんですが――。もちろん、ボトムスのウエスト位置も大きく関係していて、ウエスト位置が上がると、当然イメージとしては’80年代や’90年代のそれになり、ベルトもワードローブに復活してくるのです。思い出してみて。あの登美ヶ丘高校ダンス部のバブリーダンスでも、「ふっといベルト」をしています。
私が昨年秋買ったのは、クロエの「そこそこ太い」ベルト。今までも、10cmくらいのベルトは持っていたのですが、15cmはあるクロエ! とても存在感はあるのだけれど、バックルが優雅なシャンパーニュゴールド色だったり、ベルトホールがオーバル(楕円形)、しかも少し上についているから、やっぱり、どこかモードで、使いやすい。若い頃のベルト、は、時代感をその頃に引き戻してしまうので、新調するのがオススメです。
収納に困るベルトは、丸めてかごに入れておくのがオススメ。こうしておくと、インテリアとしても成立します。そして、この着こなしのようにコートの上からする場合、ベルトループが付いていたら、そこに通して。ついていない場合は、自分のウエストよりも少し上に。コートを脱いだとき、ループがない場合は、ベルトのバックル部分をコートと一緒にハンガーに掛けておきます。
ベルト1本あると、手持ちのコートやワンピースの印象がぐっと締まるのでオススメです。
STYLING ITEM
コート/emmi
ベルト/クロエ
デニム/リダン(ガリャルダガランテ)
バッグ/ジルサンダー
ブーツ/MM6