週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
牡蠣とほうれん草なんて、定番じゃない? ええ、そうなんです。シンプルにソテーで、レモンを絞りながら。これが初心にかえったようで、とてもおいしかったので、改めてご紹介したくなりました。
牡蠣を塩で洗うことと、小麦粉をうすーくはたいて端っこをカリッと焼くのがポイントです。ほうれん草は下茹でせずに、水っぽくならないように炒めます。さあ、白ワインをあけましょう。
牡蠣とほうれん草のレモンバターソテー
【材料(2,3人分 作りやすい分量)】
・ 牡蠣 10粒
・ほうれん草 1把
・レモン 半個(くし形4個)
【調味料など】
・小麦粉 小さじ2
・植物油 小さじ2
・バター 10g
・塩 小さじ4分の1
・胡椒 適量
【レシピ】
1. 牡蠣はボウルに入れ、塩(分量外、2つまみほど)を振って1,2分おき、そっともむ。出てきた水分がグレーになっているはずなので、流水で洗い流す。キッチンペーパーなどで、水気をしっかり拭き取り、全体に小麦粉を薄くまぶす。
2.フライパンに植物油を入れ中火にかけ、1を並べて焼く。表面がこんがり焼けたら、くし形のレモン1個をぎゅっと絞り、皿にとる。
3. ほうれん草は3等分長さにする。2の鍋にバターを加え、ほうれん草を入れ、塩をふって、しんなりするまで炒める。2を戻し、胡椒をふり、全体をざっくり合わせてから、皿に盛り、残りのレモンを添える。
Naoko’s comment
はい! 白ワインを開けましょう(笑)。カキは大好きなのですが、なかなか自分でクックするには至らず。実家でやる鍋料理に、父がいれるくらいでしたので、やってみます♡
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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