神楽坂で開催中の 田原桂一展、あと2日です！

昨日、神楽坂にある√kContemporaryから、田原博子さんと行ったインスタライブは見てくださいましたでしょうか？　実はこの場所、生まれ育った神楽坂からすぐの場所で、なんと、通った幼稚園と同じ通りにあります。元々、とある企業の工場だったようで、それを、こんな格好良いギャラリーにリノベしてしまうなんて！　格好いい。

ここで今、開催中（7月15日19時まで！）なのが、博子さんのご主人で、世界的な芸術家、田原桂一さんの写真展。1階、2階は舞踊家であり俳優でもある田中泯さんとのセッション「光合成」。田中さんの肉体の強さ、しなやかさ、美しさを、当時まだ30代だった田原さんが、切り取っていく。圧倒的な熱量。けれど、どこかしん、と静けさがある、そんなモノクロの写真を体験することができます。

そして地下は、世界で活躍する芸術家や作家、俳優を映した「ポートレート」シリーズが。数十年前、アクシスギャラリーで日本初！　お目見えしたこのシリーズは、空中に浮遊するようにディスプレイされ、なんと、床にブロックを置いて「平置き」した作品も。田原さんのファインダーがあるのですが、ぐっとこちらを見据える目、ごろんと寝転んで天井を眺める目。被写体が直接迫ってくるようで、1階、2階とは違う強さが、またここにもありました。

博子さんも、基本午後は在廊されているそうです。詳細はギャラリーに直接お問い合わせください、とのこと。次はないかもしれない、このキュレーション、ぜひ、ご覧ください！