週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
まだ寒い日もありますが、食卓は春へ。
出始めた菜の花をゆで卵とサラダにしました。
と言っても合わせてもりつけただけ。
あえて、和えずに、それぞれを味わったり、合わせて味わったり、食べながら楽しんでほしいなと思います。
「からし和え」が定番の一つの菜の花。そこで、和洋の辛子を効かせたドレッシングで。このドレッシング、アスパラやいんげん、ささみや鮭などにも合います。シンプルなちぎったレタスや切っただけのキュウリにも。
菜の花とゆで卵のサラダ
【材料(作りやすい分量 )】
・菜の花 1束
・ゆで卵(半熟) 2個
※からしドレッシング
*ヨーグルト大さじ2
*粒マスタード大さじ1
*練りからし(チューブ) 2センチ分
*塩 ほんのひとつまみ
【レシピ】
1. 菜の花は茎と穂先に切り分ける。鍋に湯を沸かし、塩小さじ1目安(分量外)を加え、茎を入れて、30秒ほどしたら、穂先を入れて、鮮やかな緑になるまで茹で、ザルにあげて、冷水をかけてさます。水けを切る。
2.*を合わせてよく混ぜる。
3.皿に1と半分に切ったゆで卵を盛り合わせ、2を全体にをかける。バケットなどを添えてどうぞ。
Naoko’s comment
目にも美しいサラダ! 春を連れてきてくれる色彩ですね。菜の花、ほろ苦くて大好き。菜の花がスーパーで買えるようになると、ああ、長かった冬のおしゃれを、春のそれにしなきゃ、と思います。ゆで卵も、さすがのパーフェクトな姿!
Profile
山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
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