Blog大草直子の毎日AMARC
週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
3月も中旬をすぎ、これから気温もどんどん上がっていきます。そこで私は毎年この時期に、缶詰をはじめ保存食の棚おろし(見直し)をしています。
引っ越しシーズンでもあるので、「あら、こんなものが!」と、ひさしぶりの缶詰に対面、なんてこともあるかもしれません。
今回は缶詰×缶詰を合わせて煮込むだけの、とってもカンタンで重宝するレシピをご紹介します。バゲットに合わせましたが、ごはんにも、パスタにも合います。
【材料(作りやすい分量 )】
・トマト缶 1缶(400g / カットタイプ。ただ、ホールでも大丈夫です。その場合、鍋に入れてからつぶしてください。)
・白インゲン豆 1缶(400g)
・玉ねぎ 半個
※新玉ねぎがあれば、その方が味わいが優しくなります。
【調味料ほか】
・塩 小さじ1
・オリーブオイル 大さじ1
・酒 大さじ1 (または白ワイン、赤ワインなど残っているもので、ワインの方が香りが華やかになります。)
【レシピ】
1. 鍋にトマト缶を入れる。インゲン豆は、水気を切ってさっと洗い、鍋に加える。
2.玉ねぎは、櫛形の薄切りにして1に加える。塩と酒も加え、中火にかけ、グツグツと湧いてきたら少し火を弱め10分ほど煮込む。仕上げにオリーブオイルをまわしかけ、ざっくりまぜる。
Naoko’s comment
缶詰あります! あります! なるほど、やってみます。ワインに合いそうだし、朝昼夜いけそうだし。辛くしても良さそうだし(笑)。いやあ、無限の広がり。今メキシコですが、サンディエゴの妹の家に移るので、みんなで作ってみよう。
Profile
山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
Instagram @yamawakiriko