インテリアを語る時、「北欧風」「アメリカンカントリー」「パリの部屋をイメージして」とカテゴライズされることが多いですが、~~風でまとめないほうが、空間に個性が出ます。引っ越しや断捨離を繰り返し、今のインテリアワードローブができたのだとしたら、それは、人生観とレイヤード、テイスト、もしかしたらパートナーシップのレイヤード。北欧風、ではなく、「大草直子風」と表現したほうが正しいのです。
今の部屋のリビングルームは、まさにそんな感じ。ブラジルのパーシヴァル・レイファーのレザーソファに、ドイツ製のシャンデリア、出自はわからないけれど、10年以上大好きな油絵、数年前に金沢で買ったレザーフレームのミラー、そしてペルシャ絨毯に、マダカスカル原産のストレチア オーガスタ。手のオブジェは、パリのアスティエ ド ヴィラット。友人の龍淵絵美ちゃんからもらったもの。さまざまな色(テイスト)が入っているからこそ、なんとなくまとまる気がします。
そして、これまたブラジル製のベンチ。本来は、もちろん腰掛けるものなのですが、私はローチェストとして使っていて。ここには、さまざまな香水瓶や花瓶、キャンドルを飾っています。こうして、本来の目的ではないものを、好きなように使うのも気に入っています。
ほかにも、水差しを花瓶に。花瓶をワインクーラーに。こうすると、収納が少ない日本の住宅でも、快適に暮らせるし、何より、お気に入りの登場回数を増やせるのが良い。
と、あとはお気に入りのインテリアアイテムを紹介する回を近々!
3連休、最終日、素敵な1日を♡