銀座8丁目に、5層のビルを構える寿司の名店「銀座 久兵衛」。私、実は初めてお伺いしたんです。ホテルの中や、大阪にもお店があるのですが、それでも、やはり敷居が高く(汗)。
値段もそうですが、老舗の名店(来年で90年だそう)は、目に見えないしきたりやルールがある気がして。というわけで、習慣になっている香水も封印、座りやすくてお腹を締め付けないワンピースを選択。ジャケットを羽織るか迷いましたが、透けるジレを重ねました。通された2階は座敷カウンターで、靴下を履けば良かった、と思いましたが、Tシャツと短パン姿の外国人の方もいらしたので、気にせずにすみました。
写真は全くないのですが(撮影している人も皆無)、フレンドリーな中にも心地良い緊張感があって、頂くほうも、少し背筋を伸ばして、という時間。いやあ、得難い体験でした。お刺身から頂いて、その後お寿司。途中、薄く切った大根に紫蘇と梅をはさんだ中休みを経て、お寿司。
何もかもが新鮮で、特にうにはふわっと甘く、口の中でとろけるよう。エビも、活車エビをその場でさばいてくれるので、経験したことがないほどのコリコリ感。エビって、こんな食感なんだと驚きました。中トロの濃厚さにも目がハートに。って、ここまで書いて気づきましたが、食レポダメだな(笑)。ご一緒した方が、3代目の大将のお知り合いで、私と同年代の3代目の目の前で、美しい手技と温かなおもてなしを堪能させて頂きました。
写真がないのに、ごめんなさい。食べログ見たら、結構みなさん写真アップしていましたので、気になる方はぜひご覧になってください(笑)。