Blog大草直子の毎日AMARC
AMARC CHANNELで、息子さんで歌舞伎役者の片岡千之助さんとお仕事をさせて頂いて以来仲良くさせて頂いている、田原博子さん♡ ご主人の、故田原桂一さんの「窓」シリーズも我が家の壁に、空間の広がりを演出してくれています。
先日は、久々! の博子食堂にお招き頂いて行ってまいりました。いや、いや。食堂なんていう感じじゃないんですが、9月の私と、モデル秋本祐希ちゃんのお誕生日をお祝いするディナー。白を基調にしたダイニングルームに、キャンドルを灯したドラマティックな、けれどどこか温かな設えにまず感動。
ウェッジウッドなどの洋食器と有田焼などの和食器を自在に組み合わせ、ガラスをアクセントに。小さなグラスに冷えたバターナッツカボチャのスープから始まり、キュッと冷水で締めたからすみそば。そして、セリと豆腐のサラダに、煎ったゴマとジャコ、そして熱々のごま油を回しかけ♡ 色合わせと、あとは音! で楽しませて頂きました。
全部の写真がないのですが、様々なレストランに出かける私が、東京イチ、いや、世界イチおいしいなあ、と思うお料理です。その日、さまざまな話をしたのですが、何気なく出た会話の中で知ったこと。セリは朝から水気を切り、豆腐にしても、かなり長い間水分を押し出す。博子さんが使う調味料は、塩、出汁醤油、オリーブオイル、バルサミコ酢、ごま油――ととってもシンプル。塩味が強いわけでは決してないのに、味の奥行きがある。本当にさっとお作りになっているように見えるのですが、こういった下ごしらえに愛があった! このひと手間で、味の仕上がりが全く違うんですって。
お料理はマネできないけれど、丁寧さは真似しよう、と誓った夜でした♡ごちそうさまでした!