週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
冬野菜が美味しくなってきました。
小松菜もその一つで、江戸を代表する野菜です。
今回は、たっぷりの胡麻を効かせたポン酢醤油で和えます。小松菜を茹ですぎないのがポイント。茹でて和えるだけ、とてもカンタンに感じますが、案外難しいお料理。
凪いだ心で作ってみてください。
小松菜とおあげのごまポン酢和え
【材料(作りやすい分量)】
・小松菜 1わ(約200g)
・油揚げ 1枚
【調味料ほか】
*すりごま(あれば、黒) 大さじ2と1/2
*ポン酢醤油 大さじ2
【レシピ】
1. 小松菜を茹でる。硬い茎の方と葉の方に2つに分ける。鍋に湯を沸かし、茎を入れて、1分ほど茹でたら、葉を入れて火を止めて、葉が柔らかくなったら、ザルにあげて、冷水をかけてさます。茎は2cm、葉は3cm幅に切る。
2.1の湯で、油揚げも茹でる。油揚げは、一口大にちぎりながら鍋に入れ、1 ,2分茹でて、ザルにあげ、冷めたら水気をしぼる。(手でちぎることで味が染みやすくなります)
3. ボウルに*を入れてまぜる。しっかり水気を切った1と2を入れ、全体を和える。
Naoko’s comment
りこさん、ポップアップも終わり、凪いだ心で作れそうです。ほうれん草に比べて歯応えがあって、なんならあんまり選ばない食材ですが、この後買って帰ります。楽しみ!
Profile
山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
Instagram @yamawakiriko