週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
冬に向けて、国産のレモンが出回り始めます。旬のさつまいもと定番のレモン煮に。はじめにさつまいもだけをじっくりゆでておくのがポイントです。
今回は、甘みが豊かな安納芋を使いました。紅あずまなどすっきり系の品種の場合は少し砂糖を増やしても。冷蔵庫で4日保存可能。
さつまいものレモン煮
【材料(作りやすい分量)】
・さつまいも 1本(300g)
・レモン 1個
【調味料ほか】
・砂糖 大さじ4(あればグラニュー糖)
・塩 ひとつまみ
【レシピ】
1. さつまいもは皮をごしごしこすってきれいに洗い、1cm幅に切る。なべにたっぷりの水を入れて、竹串が通るまでゆでる。
2.1の水気を切り、再び鍋に入れる。砂糖と、塩ひとつまみをふり入れて、5,6分おく。
3. レモンの半分は果汁を絞る。残り半分は皮をむいて(苦すぎないように)輪切りにする。2に両方とも加えて、ひたひたより少し少な目に水を入れて、中火にかけ、わいたら、2,3分煮て、火を止めて冷ます。
※冷めてからがおいしいです。
Naoko’s comment
さつまいも好きなのに、実は作ったことがないレモン煮。おやつにも良さそうだし、トライしてみよう。あ! お節にもピッタリ。今年は、母を手伝おうかと思っているので、レパートリーに加えます。
Profile
山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
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