Blog 大草直子の毎日AMARC
先週のコラムからの続きです。
まず、この出来事から見えることは、彼女が感じていた疎外感や自信のなさです。要は、「私のことも気にかけてよ」ということの裏返しだったのです。ここで注意しないといけないことは、他人が克服しないといけない問題を、自分の問題と混同しないこと。私は、いつも人の持つ問題を一緒に解決しようとし過ぎて、いつの間にかそれが自分の責任のように思ってしまっていた。だから、彼女も機嫌が悪かった時に、私になら八つ当たりしても良いだろうと思ったのでしょう。
そして、2つ目に見えることは、人に好かれていないと、人に賛同されていないと不安になってしまう私の自分軸のなさです。自分がありのままの自分でいる時に、そんな私を気に喰わないと思う人、嫉妬する人、嫌う人、それは私のコントロール外のこと。そんな人のために、神経をすり減らしたり、自分を偽ったりして、一体何のためになるのでしょう?
この人と話をしなかった一年弱。私は、ずっと理由を考えていたし、連絡も謝罪も来ないことをとても悲しいと思っていた。今思うと、なんともったいない時間の使い方をしてしまったのか! まさに、4週前の記事「やらせておけばいい / Let them 」で書いたこと。自分のコントロール外である他人側からの見解に、悩み傷ついても意味がない。やらせておけば、その後その人が本当に自分の人生に必要な人なのかクリアに見えてくるというわけです。本当にご縁があれば、また人生の中で交わる時が来るでしょう。
No pain No gain. 痛み無くして成長はなし。
結果、まさに、痛みを持って学ぶことができた最高の経験になった。やはり、ものは考えようですね♡
Profile
Yoko Concepcion Okusa
2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_