Blog大草直子の毎日AMARC

【人生の地図】他人に優しく/ Be kind to others by Yoko.C.Okusa


写真は、この間行ったJoshua tree への旅から。太陽が、ピンクのハートからパープルの矢が出てる素晴らしいアートをプレゼントしてくれました♡ いつも愛と優しさを選んで生きることは、相手を幸せにするだけでなく自分自身も幸せにしてくれる。エナジーは影響しあっていて、「私たちは一つであること」を、思い出させてくれます。

他人と接する時、いつも「優しさ」を選ぶように心がけよう。

こんな話を聞きました。どうしてもすぐに怒りやすいやすい性格の男性が、これでは人や自分を傷つけ続けるからと、マインドフルネスを学び始めた時のこと。スーパーでアイテムを10個以上購入する人用のレーンに並んでいると、前にいる赤ちゃんを抱えた女性がアイテムを一つしか持っていないことに気づいた。彼の中で、「なんで一つしか購入しないのにこのレーンに並んでいるんだ!」と怒りが湧いてきたそうです。さらにその女性は、自分の番になると、赤ちゃんを可愛いとあやすレジの女性に、その赤ちゃんを差し出し抱っこさせたそうです。この男性の怒りは頂点に達し、もう一言言ってやる直前。でも、彼はここで深呼吸。怒りより優しさを選ぶことに決めたのです。そうすると、イライラが遠のき、その赤ちゃんの可愛さにさえ気づいたそうです。彼の番になり、そのレジの女性に「あの赤ちゃんは可愛かったね」と言うと、彼女は、目を嬉しさでいっぱいにしながらこう言ったのです。

「本当に?ありがとう! あの子は私の息子なの。最近、夫が戦死して私が仕事を二つしないと生きていけない状況になってしまって。でも、ありがたいことに、私の母がああして面倒を見てくれて、毎日私のレジの列に並んで会いにきてくれるの。だから、私は息子を抱っこしキスをすることができるのよ」

彼がもし、優しさを選ばずに、厳しい言葉でこの母娘を怒鳴ってしまっていたら。この母娘のただでさえ、辛い状況はさらに深刻なものになっていたでしょう。人の人生に何が起こっているのかは、私たちには決して分からない。この話を聞いて私は、優しさをいつも選んでいこうと、改めて心に誓ったのでした。




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_