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【人生の地図】私の母 / My mother by Yoko.C.Okusa


写真は、その時の沖縄旅行から。ルイは5歳くらいで、リアムは3歳。私の両親は、私たちが小さい時、たくさん旅行に連れて行ってくれました。だから、私も息子たちを連れてたくさん移動して旅しています。 今思うと、これも好奇心旺盛な母ならではの子育てだったのかもしれない。おかげで、ひとつの所に留まらないとても刺激的な人生を送れています(笑)。

2016年夏、当時まだハワイ在住だった私。毎年、帰国する際は、家族のいる東京に帰るのですが、この年は、6年住んだ沖縄に帰りたくなったのでした。そんな私たち家族に会いに、両親と姉家族も東京から来てくれて、とても良い思い出になったのを覚えています。

両親と泊まっていたホテルで朝食を終えた後、みんなで部屋に帰ろうとしていたら、突然母が、「先に行ってて。私あのショップに寄って健康食品見ていくから」と(笑)。いつものことなので、みんなで笑っていると、父が、「あの人は本当にいつもちょこちょこ忙しいなぁ。でも、あの人の良い所は好奇心がとても強いところなんだよ」と言ったのを覚えています。

確かにうちの母は、好奇心がものすごく強く、さらに実行力も備わっている。

そして、人に優しい。

口調が優しいとか、態度が柔らかいとかではなく(笑)、困っている人がいると、見返りを一切期待せず、チャチャッとその人の助けになる。そして、ほとんどそのことについて口にしない。彼女は、息をするように人をサポートし、助ける。そんな私の母は、ストレスがなく、78歳の今でもとても健康で、人生を楽しんでいる。そう、とてもポジティブ思考なのです。

最近、勉強している脳科学で、「優しさと好奇心を持って生きている人は、幸せと感じるドーパミン値が高く、鬱やストレスを感じにくい」と言っていた。すぐに、母のことが思い浮かんだ。「人も幸せにして、自分も幸せなんて最高じゃないか! そうか、ママはだからあんなに生きやすそうなんだな」と改めて分かった気がした。

私も、優しさと好奇心を持ち続けて、母のように歳をとりたいと思ったのでした♡




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_