【身体リセット3×3レシピ】かぶとがんもどきの炊いたん by 山脇りこ

週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

かぶがおいしい季節です。

真っ白に淡いグリーンの茎、だんだん濃くなり葉につながる姿を見ると、この美しさが自然に生まれるって奇跡だな、と思います。

精進では肉代わりに使う、がんもどき＝雁擬きと炊いて、肉なしでも食べ応えのある煮物にしましょう。熱々より、少し冷めて味が染みてから、お皿へ。

かぶとがんもどきの炊いたん

【材料】
・かぶ　4個
・かぶの葉　2,3本分
・がんもどき（1個80gほど）　 4個

【調味料ほか】
・植物油　小さじ1
＊酒　大さじ3
＊みりん　大さじ3
＊塩　小さじ1/2
＊醤油　小さじ1

【レシピ】
１. かぶは、1個をくし型で6等分する。がんもどきは熱湯をかけて、油びきし半分に切る。

２．鍋に植物油を入れ、かぶを炒める。外側に半透明感がでるまで炒めたら、がんもどきと、＊を加えて、沸いたら蓋をして、弱火で5,6分煮る

３. かぶの葉を小口に切り、2に加え、1分煮たら完成。そのまま粗熱が取れるまで冷まして皿に盛る

Naoko’s comment
蕪って美味しいですよね。葉物に比べて、価格も安定している気がするし。今日は寒いから暖まりそうだし、作ってみようかな！　アツアツの白米、はたまた温燗、やわらかな白ワインとも合いそうだし（笑）。

Profile

山脇りこ　

料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」（大和書房）。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成　毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。「きょうの料理」「あさイチ」（NHK）などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ～ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』（誠文堂新光社）や、『いとしの自家製』（ぴあ）、『明日から、料理上手』（小学館）、『1週間のつくりおき』（ぴあ）など著書多数。

Instagram @yamawakiriko