Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2025.03.10

あと何回あるかわからない、 老親との食事会

今でも海外旅行に出かけ、2人でゴルフもして、クルーズ船にも乗り込む父と母ではありますが。人は、永遠に生きるわけではありません。もしかしたら私が先に失礼するかもしれないし、人生や寿命は「神のみぞ知る」トピックなのですが。

順当にいけば、80歳の父と77歳の母を見送る確率のほうが高いわけで。あまりに元気だし、意気軒高としている両親なので、中年を過ぎた私はいつまでも「娘」でいられたわけですが、最近は考えます。孫も含めてみんなでこうして食事をすることは、あと何回あるのだろうと。メランコリックになっているわけではないのです。自分を含めて、はっきりと人生のゴールが見えてきた今、合理的に考えるのです。時間があったら会いに行こう。時間がなくても食事を共にしよう。孫の誰かに予定が入っても、めげずに予定を遂行しよう。昨日の晩も、突然決まった「自宅ご飯」でした。

学校、バイト、塾や友達との予定など、我が家のメンバーそれぞれが、忙しい毎日を送っているので、日曜夜はできるだけ家族で一緒に夕飯をとります。日曜の朝に「あ」と思って、両親にラインすると。「行くわ」と。このフットワークの軽さも元気な証拠。「いらないよ」と言っているのに、ピリ辛の肉じゃがや春雨サラダ、ほうれん草の胡麻和えをバッグに詰めて持ってきてくれました。

全部、ひなこやリオ、マヤの好物。ありがたいなあ。未だ、お酒も結構飲むので、ビール→シャンパーニュ→赤ワイン(父はたまにハイボールを飲んでいた)までいき、足取りしっかりと電車で帰っていきました(笑)。時間は有限。今日できることは、明日に延ばさず。最近本当にそう思います。

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