Blog大草直子の毎日AMARC
私は、今までこのコラム上で「幸せになるためのポイント」となることを沢山書いてきました、もし誰かに「その中でも一つだけ覚えておくと良いことを挙げてください」と聞かれたら私は間違いなくこう答えます。
人はみんな「一人で生まれてきて一人で死ぬ」ということを理解し、忘れないでおくこと。
一卵性双生児だって、数分の差があって生まれてくる。お母さんの産道を通って生まれてくる時は、みんな一人なのです。私たちみんなの根底にある怖れって、”孤独”だと思いませんか? だからみんな、不必要な人間関係にしがみ付いて悩むし、子供に依存するし、歳をとってパートナーがいなければ、「私は最後一人で死ぬのかな?」と思うわけです。でも、みーんな死ぬ時は一人です。私はよく想像するのですが、私の最期の時に、幸運なことに愛する人たちがみんな私の顔を覗き込んで最期の時を一緒に過ごしてくれている。でもその時の私はわかっているのです。どんなに不安でもここからは一人で逝かないといけないことを。それに気づいた時に、夫がいようと、子供たちがいようと、自分の人生を、人に依存せずに自分自身と共に生きるべきだと理解できたのです。
あなたという小さな丸は、他の小さな丸と隣り合って生きることはあっても、その二つの小さな丸が一緒に合わさることは一生ないということなのです。周りにいつも人がいる人も、誰もいなくて一人ぼっちの人も、みんな本来は一人の人生を生きている。
これを理解した時に、心がふっと軽くなったのは私だけでしょうか。
Profile
Yoko Concepcion Okusa
2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_