Blog 大草直子の毎日AMARC
前編お読みいただけましたでしょうか? 5人もいる家族なので、そりゃあ、1人1人色々ありますよね。あ、離婚はしていても、家族は家族。それはどんな形になろうとも変わりません。みんなが常に一緒にいないからこそ、節目のイベントは全力で盛り上げるし、大きく心が揺らいだ時は、何を置いてでもサポートします。あまり親には弱みを見せない、とされる年齢の子供たちも、結構私やチャーリーに心情を吐露します。親子、というよりも、1人の人間として付き合えている。これは、確信です。そうなるまでには、もちろん、ものすごく大変で(笑)、時間がかかりました。離婚を言い出した私に対して、全員、まずは戸惑い、次に怒り、そして諦め、最後には自分なりに腑に落とす。この一連の流れ、結果、3年くらいかかりました。
離婚の理由も、わかりやすく何かがあったわけではないから、余計そうです。今でもたまに、子供にも友人にも聞かれます。「で、結局なんだったんだっけ?」きっと、AMARCを読んでくださっている方も、そう思われている方も多いかと思います。なかなか言語化するのが難しく、言い訳に聞こえたり、自己弁護になるのも嫌だから、クリアに言えないのかな、と思っていたのですが。「恋が始めるのに理由がないように、愛が終わるのに理由がない」これに尽きます。子供たちにも、そう話しています。
夫婦は、恋から始まり愛を育て、それがリスペクトする仲間や親友になる二人もいるし、安心できるチームになる二人、情という愛でつながる二人もいる。100組いれば、100通りの愛のカタチがあります。親として、子供を育て守るために一緒にいるべき、という夫婦もいるだろうし、それも正解。男女として心から愛し合えることを大事にしている私たちは、「熱烈な恋情が終わった」夫婦は解散した。ただし、一生家族は解散しない。そんな選択をしたのです。人が他人の家族の在り方や夫婦の形をジャッジするべきではないし、私も決してすまい、と思っています。ただし、子供たちを寂しい思いに、嫌な気持ちにさせたのは間違いない。だからこそ、1人の人間として、嘘なく向き合い、決して逃げずに最後まで顔を突き合わせて本音を言い合う。それは、私にとって、唯一、誠実でいられることだったのです。と、ここで末っ子マヤのことも、と思いましたが、かなり長くなりましたので、急遽最終回、後編を追加することにしました(笑)。
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