Blog 大草直子の毎日AMARC

「私たち、きれいね」と言い合える、
同い年4人組

昨晩、長年お世話になった、セレクトショップのPRの「浜ねえ」が、20年以上勤めた会社を辞めて故郷の沖縄に帰る、ということで、お別れ会を、代々木八幡のブルットで。メンバーは、その「浜ねえ」浜川さつきさん、そして同い年トリオ、青木良文さんAmyと。定年退職を前に、彼女が会社を辞めるのは、「お父様との時間を過ごしたいから」。2年前にお母様を亡くし、その最期に間に合わなかった、というのも、この決断の大きなきっかけだったそう。

昨日のブログでも書きましたが、老親に未だ助けられている私。まだまだ頼りにしているところもありますが、同時に、いつまでこの穏やかで幸せな時間が続くのだろう、と、胸が締め付けられる思いがします。幼児期、青年期の反抗したり、うるさいと、煩わしく思う時期を経て。今、壮年期を迎え、親との関係は、こんなにも風通しが良く、ゆったりと柔らかなものになるのか、と実感しています。そして、それは、「やっと」と思った瞬間から、そうそう長くは続かないのです。だからこそ、ファッションのど真ん中で生きる「浜ねえ」の決断は、とてもまぶしく感じました。お父様を2年前に突然亡くしたAmy、そして20代でお母様を亡くした青木さんとも、親への愛と感謝を語り尽くし、23時近くにお開きとなりました。

途中参加したのは、立教大学の同級生、永谷亜矢子ちゃん。あ、Amyも同窓ね。『観光“未”立国~ニッポンの現状~』を上梓したナガヤは、ブルットの常連のため、偶然の参加となりました(笑)。最後、同窓生3人で、店前でパチリ。はからずもモノトーンで揃った写真を今朝送り合い、「私たちきれいね~」「頑張っている」など、褒め合いました(笑)。幸せだな、こんなふうに鼓舞し合い、慰め合い、たたえ合える友人達。この会を結局「引き合わせてくれた」浜ねえにも感謝!