Blog 大草直子の毎日AMARC

東京の千秋楽へ。
片岡千之助の「ハムレット」

インスタライブもさせて頂いた、片岡千之助くんの「ハムレット」。いよいよ東京は千秋楽、ということで、やっとやっと行ってまいりました。オペラシティ横の、新国立劇場。コンパクトな劇場ですが、どこからも舞台が見やすく、役者と観客の一体感もあって! 今回の演目にはぴったりだったんじゃないかな、と勝手に思ってしまいました。無類の寒がりゆえ、靴下3枚(1枚は「ミモレ」の咲子に貸した(笑))、リネンの長袖ジャケット。アンダーソン アンダーソンのブラキャミでおなかを守り、さらにTOQUEのあったかパンツを仕込みました。いや、大げさでなく、劇場や映画館って寒いのなんの。さらに、途中「寒さにおびえて買った」リネン混のストールを、両隣りの咲子、私も通っているサロン、テルーチェのてるちゃんと3人でひざ掛けに(笑)。これで、思う存分、まあくん(千之助くんは、本名正博くんなので)の演技に集中できました。

お父様の歌舞伎役者、孝太郎さんにもご挨拶させて頂きましたが、色の白さと造作の美しさは、ご両親譲り。そんなに背が高いわけではないけれど、存在感がすごかったです! そして、脇を固める役者さんも素晴らしく、特に、オフィーリア演じる、宝塚の娘役トップでいらした花乃まりあさんが、もう鳥肌モノ。姿はオフィーリアそのものだし、歌声は鈴のようだし、舞台慣れしているからでしょう、余裕すら感じられて。京都にいらっしゃる方は、是非、楽しみになさってくださいね。

最終日だからか、歌舞伎役者の愛之助さん、役者の坂東龍太さん、モデルのUTAさん、モデルの秋本祐希さんもいらしていて、まあ、華やかなロビーでした! 最後、博子さんのご厚意で楽屋へご挨拶。まあくんに「良かった! 途中泣いた~」と伝えると、「今日は変なスイッチ入ったけど(笑)」と、くしゃっとした笑顔が見られました。座長だもの。2時間半の舞台、ほとんど出ずっぱりだもの。本当、お疲れ様でした。