Blog 大草直子の毎日AMARC

ミュンヘンで買ったエルメスを、
斜めに結んでみました

機会と予算がある時に、大切に集めている、エルメスのシルクカシミヤ、通称「シルカシ」のカレ。真夏も含め、オールシーズン使えて、かつ、着こなしのアクセントにもなってくれるので、おそらく5枚くらいは所有しているでしょうか? 最近は、ヨーロッパの空港内のブティックでチェックすることが多いのですが、ミュンヘンは良いですよ。サイズがいかんせん大きいのですが、アパレルも含めて結構レアなものもあったりするので、もしトランジットなどで利用する方は覗いてみては? 

この日は、そのミュンヘンで2年前に買った、メンズの「シルカシ」を、三角形に畳んで、コンパクトなニットの上に結んでみました。このメンズの1枚、通常の137cm×137cmのものより小さくて、90cm×90cm。いわゆるシルクツイルの正方形のスカーフとほぼ同じサイズ。柄によって、メンズレディスとあるみたいで、この1枚はメンズと言われました。レディスだと、古典柄や柔らかな柄が多いのですが、これはメンズなので、幾何学調の直線が目立ち、甘すぎず、とても使いやすい。色も、カーキやベージュ、トープなど、「地道な色」がベースなので、スタイリングになじんでくれて、ますますもって合わせやすい。大判と同じく手かがりで仕上げた縁も、やっぱりラグジュアリーで良いですよね♡ カウボーイ巻きで結ぶことが多かったのですが、今年は、ウエストやこうやって体の対角線にセットするなど、大胆な巻き方を試してみたいな、と思っています。上にジャケットやコートを重ねても、アシンメトリーに柄や色が出てきて面白い! シルクツイルでももちろんできるので、家で眠っている1枚をぜひ、活用してみてください。