Blog 大草直子の毎日AMARC

「私たち3人の働き者の手に」
ジュエリーが似合う理由

長いな、タイトルが。いや、長くならざるを得ない(笑)。先日、とある会で撮影した、私たちの手。あれ、1人片手だな。フレンチネイルは、65歳の千代美さん。ピンクのネイルは私。そして片手だけ!手前に写るのは、ライターの濱口眞夕子さん。彼女は、がんサバイバーで、『CLASSY.』や『東京カレンダー』で編集、執筆を行うパワーウーマン。イタリア・プーリア州のご縁を頂いて、本国のトップが集まるディナーでみんなが再集合したので、手元をパチリ。

千代美さんはジュエリーブランドで長年営業を務められていたのもあり、圧巻のコーディネート。手元だけではなく、耳元、胸元もかなり盛っていらっしゃいますが、その迫力が海外マダムみたいで本当に素敵。眞夕子ちゃんは、妹さんとやっているYouTubeでもわかりますが、自由で明るい着こなしがいつも可愛くて、パワフルだけれど、どこかほんわか柔らかくて。お人柄もキュートで大好き。ウェーブのダブルリングをメインに、大粒の南洋真珠のリングは、もしかしたら「代々継がれる系」でしょうか、モダンでパワフルなセレクションに目を奪われます。私は、いつも、インスピレーションで着けるリングを選ぶのですが、この日は、インドで作ったルビーのリング、数年前に買ったポメラートのヌードを重ね付け、そして、大好きなトーカティブのレイヤードリング。筋は出ていて、シミも浮いていますが、そんな長年の相棒を、私は気に入っています。

3人いたら、3人の人生があって。良いこと幸せな時間、大笑いした記憶はもちろん、泣いた夜や、どうにもならずに苦しんだ経験もある人生。そして、大好きな仕事に邁進し、気持ちと愛を込めて働いてきた人生。そんな私たちの、それぞれの「手」は、まさにその景色を映し、「色々あるけれど」その人らしくて、とても愛おしい。その「手」に、自分らしくノールールなリングコーディネートは、ばちっとはまり、とっても良いじゃん、と自画自賛した夜でした。