Blog 大草直子の毎日AMARC

ジャガー・ルクルトの名品と言えば、もちろんレベルソ。1931年に発表された、ケースが180度回転するのが特徴で、ポロ競技の衝撃から守るために生まれたそう。他にも、カルティエのサントス ドゥ カルティエは、飛行冒険家が、飛行中に懐中時計で時間を確認するのが難しい、という声から誕生しているわけだし。時計だけじゃなく、アクアスキュータムのトレンチコートなども、長い時代継がれてきた名品は、実用から生まれた「用の美」を備えているのだな、と感じます。
祖父からの形見とこれと、2つのジャガー・ルクルトを持っていますが、レベルソの美しさを再認識し、最近よく使っています。これ、何歳の時に買ったのかな? おそらく39歳か、いやもっと早い37歳くらい? 10年どころか15年前に手に入れたのかもしれませんね。ベルトは、元々白のシュリンクレザーがセットされていましたが、あまりに汚れが目立つようになったので、一度オーバーホールとベルトチェンジをお願いしました。そうだ、オーバーホールもしばらく出していないから、そろそろ持っていこう。
こんなふうに、少し手間はかかりますが、アナログの時計って良いものです。そうそう、この日コーディネートしたのは、これも数年前に買った、ポメラートのヌードを重ね付け。レモンクォーツとグリーントルマリンだった気がします(笑)。相当値上がりする前に買えたので良かった♡
そして、自然にレイヤードして見えるリングはトーカティブ。今年の誕生日の記念に、自分へ贈ったもの。以前は、レベルソとは、最小限のリングしかコーディネートしなかったので、年月を経て、私のジュエリーワードローブも増え、こうした景色になるのが感慨深いです。
今は金が高騰して、リセール価値が高いジュエリーや時計を、という傾向になっているようですが、「節目の決意を託したり」、「娘たちのワードローブに加わることをイメージしたり」、「未来の自分を引き寄せてくれる」ものを、個人的には選びたいな、と思っています。クリスマスももう少し。今年は、私にサンタは来るのだろうか(笑)。
今日は冬至。夜はかぼちゃを炊いて、そして柚子湯に入ろうっと。
毎回、好評をいただくAMARCのチャリティフリーマーケットの開催が決定しました! 今回はAMARC編集長の大草直子ほか、スタイリストのえなみ眞理子さん、ジャナーリストの安藤優子さん、モデルの鈴木六夏さんにご参加いただき、約40点ほどを出品いたします。いずれも、みなさんが愛用していたものや、気に入って購入したけれど、サイズが合わないなどの理由で泣く泣く手放したものばかり……。あっという間に完売してしまうことが予想されますので、お見逃しなく! なお今回は、経費などをのぞいた売り上げの一部を、「NASU FARM VILLAGE」に寄付させていただきます。
プレミアム会員先行:
2025年12月26日(金)正午
〜2025年12月28日(日)PM11:59
※AMARCのプレミアム会員についてはこちらを参照ください。
オープン:
2025年12月29日(月)正午
〜2026年1月3日(土)PM11:59
詳細については、こちらの記事をご覧ください。