Blog 大草直子の毎日AMARC

“LOVE STORY“観ましたか?
僭越ながら「ちょっと違ったところ」

久しぶりに、海外ドラマ、コンプリートできそうです。今7話まで観終わった“LOVE STORY ジョン&キャロリン“。連続ドラマが苦手なんです、私。続きを観なきゃ、という強迫観念に駆られるのが嫌だし、睡眠時間が削られるのもストレス。すぐに泣くから、子供達が近くにいると、集中できない、なんて様々な理由から、ほとんど観なかったのですが、このドラマは別。だって、ジョンことJFK Jr.とキャロリン・べセットのストーリーだから。1990年代のパワーカップルだった2人。キャロリン・べセットのシンプルで知性があって、センシュアルな装いが好きです。彼女のコーディネートが垣間見える本も何冊か持っていますが、タートルニットに細身のタイトスカート、ロングブーツの着こなしを覚えている方も多いはず。アクセサリーも最小限のブラックドレス姿。ビッグトレーナーに‘80年代風のデニム。そして、カチューシャなどのヘッドアクセとサングラスーー小物使いも超上手。今でもずっと、色あせない。

こんなTIPSを拾えるだけでなく、カルバン・クラインの広報担当なのに、どうしてウエディングドレスはナルシソ・ロドリゲスを選んだろう、とか、2人の馴れ初めはどうだったんだろう? などなど、小さな疑問に答えてくれます。さらに、カルバン・クライン、ダナ・キャラン、ラルフ・ローレン…NYのファッションが元気だった時のムードが楽しめます! 劇中で描かれている女優のダリル・ハンナは「事実でないことも描かれている」「女性蔑視だ」とおかんむりみたいですが、とは言っても、ドラマですからね。(本名で描かれていますけど)まだの方は、あまり深く考えずにぜひ観てね。ネタバレになるので詳しいことは避けますが、事実としては、不仲と言われた2人、JFK.Jrが操縦する小型飛行機の事故で共に亡くなってしまうわけですが、だからこそ「死に向かうまでのラブストーリー」、深く悲しく、そしてどこまでも2人は美しく映るのです。

あ、最後に。スピンオフで公式ポッドキャストの映像も観れるのですが(今、アメリカでは、ポッドキャストも、動画付きがトレンド)、キャロリン役のサラ・ピジョン、そしてカナダ人俳優&モデルで、オーディションでこのジョン役を勝ち取ったポール・アンソニー・ケリーの「一般ピープルぶり」が、ドラマとのギャップで超面白い。同時に言わせて。評論家ぶるわけではありませんが、サラは綺麗だけれどミステリアス感や繊細さには欠け、しかも、ここ大きいのですが、キャロリンの骨っぽいボディラインとは全く違う。

着る服が超ミニマルだから、もう少しワークアウトして欲しかった、と勝手なことを最後に呟いてみます。あ、まだあった。ジョンのお母さん、ジャッキー役の女優さん、私と同世代(57歳)のあの方。このリアルな美しさ、しかと目に焼き付けておきたい。

ねえ、ごめんなさい。本当にしつこい。最後にいわせて。AMARC LIFE STORE販売中、スタート時期からの名品ウールタートルネックカットソーは、キャロリンのタートルネックニットの着こなしからインスパイアされて作りました。ネックのフィット感や、袖の長さ、肩のシャープさが出るよう、何度もやり直しました。はい、本当に終わります。