Blog大草直子の毎日AMARC

言い始めで、 「でも」と言わない習慣を

ワタクシ、数ヶ月前に気づいてしまいました。誰かの発言を引き取るときの自分の癖を。それは、「でも」。

例えば
「大草さん、最近身体絞りましたね」
「でも、昨日は焼肉だったのでむくんでますよ」

このときの「でも」は。
相手の方は、褒めるつもりで投げかけたボールを、懸命にキャッチするのではなく、私がモジモジと手の中でもて遊んでいる感じ。昨日の私と今日の私の微妙な差異を、相手はわかるはずもなく、わからなくても良いはずですよね。そうして、ぬるくなった手の中のボールを再度投げ返すと、

「でも、痩せたましたよー」
と、「でも」の連鎖がさらに。

それ以外にも
「やっぱり、今はインスタグラムの影響力が大きいですよね」
「でも、マイナス面もありますよー」

などというように。

「身体絞りましたね」には、
「ありがとうございます。もしかしたら、ホットヨガの効果かもしれませんね」

「インスタグラムの効果」には、
「そうですね。こういう点が今のアパレルの売り上げを動かしていますね。ただし、こういったデメリットもあると言われています」

これで良いはず。

最初は、相手のボールを引き取る。そして、距離を測り、自分の目線ではなく、あと1メートル背が高くなった視点で物事をとらえる。そうしてから、必要であれば「ただし」「ときに」と続ける。

これ、気づいてから意識するようにしています。

周りを気をつけて見ていると、「でも」が少ない会話は、とても知的でスムーズな気がします。

イベントなどで思わず出てしまったときは、後でこっそり教えてください(笑)。

さて、AMARC初のイベント。リスペクトし、信頼している、ウィメンズヘルスクリニック東京の浜中聡子先生と、更年期に始まる女性の不調、予防の仕方、気をつけること、元気の貯金の仕方、そしてファッションができることを、対談させて頂きます。すでに席は埋まってしまいましたが、どなたでもお聞きいただけます。なかなかないトピックですので、是非いらしてくださいね!

日時
2019年6月1日(土)11:30〜、15:30〜(各回約60分)

会場
阪神梅田本店 3階イベントスペース ステージ3

参加費
無料