Fashion is fun大草直子の着こなしサンプル

2025.05.05

【メゾンドリリス】貴重なデッドストック素材は、買えなくなる前にゲットしたい! by 編集部

「La Maison de Lyllis(メゾンドリリス)」は、帽子だけを扱うブランド。洋服と違って形が決まっているアイテムだから、帽子にハードルの高さを感じる人も多いと、デザイナーの葛西美歌さんは言います。帽子が人を選ぶのではなく、人が好きなスタイルを選ぶことができるような物づくりを目指して、デザインや素材を決めているそう。シンプルで個性的、工芸品のような美しさと、かぶることでコーディネートが完成する、理にかなった実用性とファッション性の高さが、多くのセレクトショップで取り扱われる理由。今回、プレスルームにお邪魔し、素材の選定の仕方やひとつひとつ手作りされるその背景など、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。

そして、今週お届けするのは、夏に大活躍してくれる「ナチュラルグラスハット」、いわゆる麦わら帽子系。かぶるだけでオシャレ度がぐんと上がる、厳選4点をご紹介です!

「La Maison de Lyllis(メゾンドリリス)」の帽子作りに欠かせないのが、デッドストックの素材。元となる素材は、現在は編める人がいない貴重なもの。帽子の基礎の素材は、平らではなくある程度立体的に作られたものなので、機械で編むことができないんだそう。

そんなお宝のような素材が、日本の帽子工場に眠っていると言います。かつて大量に帽子が作られていた時代の在庫であるため、数に限りがあり、同じものが多数ない場合も。デザイナーの葛西さんが、長年帽子作りに携わってきた事で繋がったご縁があったからこそ、そんな素材を商品にすることができたと言います。良いものを、作りたいものを、追い求めたことが、結果的にサスティナブルにも繋がる、という素敵な取組みです。

こちらは、そのデッドストックのバオという素材の帽子と、レーヨンのスカーフに同じ染めを施した、ニュアンスカラーが綺麗なセットの「BAO」。キャップの上からスカーフを巻いたり、帽子×スカーフがトレンドなので、これだけで旬なスタイルに。あご下で結んでも、垂らしても可愛い、雰囲気のある帽子です♡ スカーフは外して洗えて、帽子単体でも使えるので、コーディネートの幅も広がります。

貴重なデッドストック、もう生産ができないからこそ、見つけたら手に入れたい逸品です。リーズナブルな帽子もたくさん出回っていますが、この美しさは、格別♡ 1度かぶったら絶対欲しくなるはず!』(編集部)

STYLING ITEM
帽子〔57.5cm(サイズ調節可能)〕¥33,000/メゾンドリリス

※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。

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