Fashion OSHIモノ名鑑
思わず誰かに”推し”たくなるアイテムを、ファッション賢者と編集部員が厳選する「OSHIモノ名鑑」。実際に使って良かったモノ、今狙っているモノ、ずっと愛用しているモノなどをご紹介します。
第4弾のテーマは「アツい秋服」。ここでいう“アツい”は、気温の「暑い」と、トレンド感の「熱い」のダブルミーニング! まだまだ気温は高いけれど、気分はすでに秋。そんな端境期に着たいアイテムを、全4回にわたってお届けしてきました。
ラストを飾るのは、「hoteL_(ホテルアンダースコア)」のPRを努める水流亜沙美さん。洒落感あふれる彼女が、この時季に手放せないと推すのが、軽やかな着心地とヴィンテージライクな風合いが魅力の黒シャツです。
「10月に入り、朝晩はすっかり秋の空気が漂うようになりました。でも日中は、まだ夏の名残を感じる──そんな時季に手放せないのが、軽やかな『hoteL_(ホテルアンダースコア)』の黒シャツ。
一見するとシンプルな一枚ですが、とても頼れる存在。軽量で、ほんの少しシャリ感のあるコットン素材は、肌に張りつくことなく、心地よい空気をまとわせてくれます。そう、実はこのシャツ、パジャマなのです。汗ばむ時期でもサラリと快適に過ごせるので、睡眠の質を高めてくれるのですが、その効果は、日中にも気持ちよく寄り添ってくれます。ミニマルなデザインかつ、着ていてストレスがないので、1枚で着たり、羽織りにしたりとデイリーに愛用中。
また、洗いがかかったヴィンテージライクな生地は、洗濯を重ねるたびに味わいが増していくのも魅力。暑い季節は『一度着たらすぐ洗いたい』という気持ちになりますが、このシャツなら洗濯後のシワも気にならず、むしろその風合いを楽しめちゃうんです。
オーバーサイズを選んだので、動きにニュアンスが出て、風通しも良好。黒シャツというと、ドレッシーなイメージが強いかもしれませんが、大きめの白のボタンがアクセントになり、抜け感を添えてくれます。デニムやチノパンツと合わせてカジュアルに、あるいはスラックスと合わせてシックにと、テイストを自在に行き来できるのも、このシャツの懐の深さ」
Profile
水流亜沙美
アパレル会社のPR、販促として様々なブランドを担当し、2024年に独立。現在はhoteL_のPRやアパレル、美容ブランドの撮影に携わり、新米フリーランスとして日々奮闘中。
体力作りのため苦手な運動をスタートし、休日はジムや岩盤ヨガでリフレッシュすることが日課に。