Fashion OSHIモノ名鑑
思わず誰かに”推し”たくなるアイテムを、ファッション賢者と編集部員が厳選する「OSHIモノ名鑑」。実際に使って良かったモノ、今狙っているモノ、ずっと愛用しているモノなどをご紹介します。
第5弾のテーマは「秋と冬をつなぐ羽織り」。暖冬といわれている昨今だからこそ、できるだけ長く活躍するアウターやジャケットがほしいですよね。秋は秋なりの、冬は冬なりのコーディネートを楽しみたい! そんなワガママを叶えてくれる“羽織り”をご紹介していきます。
まずは、AMARC編集部 佐藤。選んだのは、毎シーズンチェックしている『PRANK PROJECT(プランクプロジェクト)』から、さまざまな着こなしが想像できるブルゾン。こんなふうに着用したい、という妄想も一緒にお届けします!
「今回ピックアップしたのは『PRANK PROJECT(プランクプロジェクト)』のもの。女性らしさとモードが、バランスよく取り入れられていて、大好きなブランド。いつものワードローブに1点投入すれば、コーディネートに新鮮さが生まれる気がしていて、定期的にチェックするようにしています。
今シーズン狙っているのは、薄い中綿が入ったショートコートとケープがセットになったブルゾン。まず、パッと見たときのかわいさに惚れ、そしてなんて実用性もあるんだ! とさらにベタ惚れ。素材はトレンチコートによく使用されるコットンとポリエステル混紡のギャバジンだから、見た目は軽やか。けれど、中綿が入っているので、中に着るものしだいでは冬でも着用できるな、と思っています。
もちろんケープだけでも使えるので、秋にはウールのシャツの上に重ねたり。フリルのブラウスと合わせて上半身は甘度100%にして、ボトムスはメンズライクなパンツで調整したり。他のウールコートの上にケープだけ重ねることだってできます。このブルゾン自体にインパクトがあるので、中に着るものがすごくシンプルだったとしても、スタイリングとして完成してしまうのも、強みですよね。
先日公開したYouTubeでも、大草の実妹・津呂香さんがお話しされていましたが、見た瞬間にいくつものコーディネートが浮かぶものはやっぱり買いだな!とこのブルゾンに出会って改めて感じました。
そうそう、153cmの私が着用すると、お尻がしっかりと隠れるくらいの着丈があるので、パンツだったらセミワイドか細身のもの、スカートだったら、再び流行しているタイト系のものがバランスが良さそうです。ベルトはあえて低い位置にあるので、個人的には結ばずに垂らしておくか、外してしまうか――と、そんなことまで考えるほど、このブルゾンにメロメロです♡」
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile
AMARC編集部 佐藤愛美
大学卒業後スタイリストのアシスタント経験を経て、2018年にエディターでありスタイリストである大草直子の事務所に入社。尊敬する師匠と先輩の背中を追いながら、日々邁進中。趣味はキャンプと、実家の犬猫と遊ぶこと♡