Fashion OSHIモノ名鑑
思わず誰かに”推し”たくなるアイテムを、ファッション賢者と編集部員が厳選する「OSHIモノ名鑑」。実際に使って良かったモノ、今狙っているモノ、ずっと愛用しているモノなどをご紹介します。
第5弾のテーマは「秋と冬をつなぐ羽織り」。暖冬といわれている昨今だからこそ、できるだけ長く活躍するアウターやジャケットがほしいですよね。秋は秋なりの、冬は冬なりのコーディネートを楽しみたい! そんなワガママを叶えてくれる“羽織り”をピックアップしてきました。
最後は、「JOURNAL STANDARD L’ESSAGE(ジャーナル スタンダード レサージュ)」のPR、市川綾子さん。市川さんが推すのは、『MACKINTOSH(マッキントッシュ)』の人気モデル“HUMBIE”を、ジャーナル スタンダード レサージュが別注したジャケット。昨今の気候に合わせてさまざまなアレンジを詰め込んだという、そのこだわりを教えていただきました。



「『MACKINTOSH(マッキントッシュ)』の不動の人気モデル“HUMBIE”。以前マッキントッシュのポップアップを開催した際にも、HUMBIEだけを3着持っていらっしゃるお客様もいたほど。ONの日もOFFの日も、ボーダーレスに着たい大人の女性に寄り添ってくれる優秀な形です。さまざまな素材で展開されているのですが、元々インラインでも取り扱いのあるこのコーデュロイ素材のHUMBIEを、昨今の気候に合わせて『JOURNAL STANDARD L’ESSAGE(ジャーナル スタンダード レサージュ)』が別注しました。
アレンジした点のひとつめが、着丈。インラインのHUMBIEのショートコートより、着丈を10cm短くしました。つまり、ミドル丈のコート寄りのアウターだったものを、最近でいう“ジャコット”風に変更したのです。でもそうすると、冬を迎える頃には少し心もとないですよね。そこで、ベスト型のエコファーライナーを装備。もちろん着脱が可能! 装着すると暖かさが強化され、冬まで着ていただけるアウターになるのです。
また、本来は手首までの袖丈もアレンジし、手の甲を覆うくらいの丈に。着丈を短くした分、袖丈を長くすることでバランスを整えるという目的と、寒さ対策も兼ねています。秋には袖をラフに一折りして抜け感を。寒くなったらしっかりフル丈で、というように、季節によって袖丈もアレンジできます。付属のチンタブを付けてハイネックにすれば、首まわりも暖か。
まさに、着る季節や用途に縛られず、自由にかつ長い季節手に取れる。優秀なブリッジアイテムに仕上がったと思います」
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile

市川綾子
(株)ベイクルーズ入社後、販売から各ブランドプレスを歴任。現在は「JOURNAL STANDARD L’ESSAGE(ジャーナル スタンダード レサージュ)」のPRを担当しながらチームのマネージャーを兼務。7歳男児の母でもある。