Fashion OSHIモノ名鑑
思わず誰かに”推し”たくなるアイテムを、ファッション賢者と編集部員が厳選する「OSHIモノ名鑑」。実際に使って良かったモノ、今狙っているモノ、ずっと愛用しているモノなどをご紹介します。
第二弾のテーマは「大ぶりアクセサリー」。洋服の布の面積が小さくなり、素材や見た目も軽くなるこの季節。そんな夏のコーディネートに、深みや華やかさを足してくれる大ぶりのアクセサリーを、全4回でお届けします。
今回は、ジュエリー/アクセサリーを愛してやまない、「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」のアクセサリーバイヤー・和田麻里子さん。ネックレスとピアス、リングは必ず身につけるという和田さんが、この夏お気に入りの”セット”を教えてくれました。
「私にとって、ジュエリー/アクセサリーは身体の一部のような存在。朝起きて、身支度をして。最後に、今日はどのジュエリーにしようと考えるのが至福の時間です。ジュエリーをつけたら、さあ出かけよう!とスイッチが入るのです。スタイリングによって足し算、引き算をしますが、ネックレスとピアス、リングは必ず身につけます。だからこそ、ネックレスとピアスをセットで考えて選ぶのが、私のこだわり。この夏のお気に入りの組み合わせは「PALA(パラ)」の“レオパードパールネックレス”と「Rieuk(リューク)」の“ムーンピアス”のセットです。
PALAは、日本人がデザイナーを務めるジュエリーブランド。クラシカルになりがちなパールのネックレスですが、ゴールドのレオパードがピリリとスパイスを加えているところに心が射抜かれました。この存在感が、いい味を出してますよね。尻尾の部分がフックになっている遊び心も好き! 胸元にレオパードがくると可愛くて、この1点だけでもとても楽しい気分になります。
Rieukの“ムーンピアス”は片耳で販売しているので、好きな組み合わせを選んでいただけます。同じカラーで着用してもいいし、ゴールドとシルバーでバイカラーにしてもいいし、他のピアスと組み合わせても。どんなジュエリーとも合わせやすいので、ついつい手を伸ばしてしまう存在。洋服にデザインがあるときは、この“ムーンピアス”に華奢なネックレスを合わせて。シンプルなスタイリングのときは、“レオパードパールネックレス”と“ムーンピアス”のセットで楽しみたいですね」
Profile
TOMORROWLAND アクセサリーバイヤー
和田麻里子
パリ、台北、テキサスと様々な国に住み、現在リヤドへ移動。無類のジュエリー好きで、日々ジュエリーを重ね付けして楽しんでいる。趣味は世界遺産巡り。ジュエリーブランド「Rieuk(リューク)」のディレクターも務める。
Instagram:@mariko.wd