辛口派にも取り入れやすいチュールワンピース by 大仲紗世
【ホリデー気分を盛り上げる”華やか服”】

思わず誰かに”推し”たくなるアイテムを、ファッション賢者と編集部員が厳選する「OSHIモノ名鑑」。実際に使って良かったモノ、今狙っているモノ、ずっと愛用しているモノなどをご紹介します。

第6弾のテーマは「ホリデー気分を盛り上げる”華やか服”」。もうすぐやってくるホリデーシーズンに向けて、心がウキっと華やぐようなアイテムを、全4回でお届けします。

まずは、AMARC編集部大仲の“OSHIモノ”。基本、辛口派の大仲ですが、実は柔らかく、ふんわりとした「チュール素材」を使った洋服も大好物なのだとか。今回ピックアップしたのは、展示会で出会ってすぐ虜になった「SA VILLE / SA VIE（サヴィル サヴィ）」のチュールワンピース。

「『SA VILLE / SA VIE（サヴィル サヴィ）』は、2024年の秋にブランドがデビューした頃から、上質な素材と、ディテールにこだわるブランドとして、個人的に注目していたブランド。展示会にもお伺いし、その時に心を射抜かれたのが、このチュール素材のキャミソールワンピースでした。

元々、”チュール素材”も”キャミソール型のワンピース”も大好物！ ですが、この上品なシアー感に、心が躍りました。この高級感のある透けは、柔らかく、エアリーな風合いのチュールを、贅沢に二重に使うことで、生まれるのだそう。基本、辛口なスタイリングが好きなので、チュールのアイテムを取り入れる時は、”甘くなりすぎないこと”が絶対条件。このワンピースは、ボリュームを出すためのティアードはサイドのみ。上はすっきりとしているから、ふんわりしすぎず、辛口派でも取り入れやすいのです。さらに、サイドに細いリボンもついているので、合わせる洋服によって、シルエットが変えられるのも優秀！

普段は、シャツやボリュームニット、デニムとレイヤードして。ホリデーシーズンには、コンパクトなジャケットとコーディネートして出かけたいな、と妄想中。ワンピースは、写真のグレーと、ブラックの2色展開。ブラックも欲しい……！」

Profile

AMARC編集部 大仲紗世

大学卒業後、アパレル販売職、広告代理店にて営業・PR職を経て、2023年に大草直子の事務所に入社。現在は幅広い仕事に関わらせていただき、日々邁進中。仕事を頑張ったあとに飲む、ビールが至福のとき♡